液晶タブレットを導入しました(2018/04/22)
こんばんは!
P&M Entertainmentです!
……実は、なけなしのお金をはたいて(好きな言い回し)、いわゆる『液タブ』を購入してしまいました。
更に言うと、『中華タブ』という(広義の)中国系メーカーの格安の品で(それでも断腸の思いの価格でしたが)、某ペンタブレット大手の製品を使っている人から見れば笑われてしまうような水準ですが……、しかし。
Spineがなんだ、同じようにアニメーション作れればMohoだっていいじゃないか!
という変な雑草根性で運営しているP&M、ちゃんと動いてくれればいいのです。
買った液タブ
買ったのはParbloという、アメリカの大手玩具メーカーのような名前のメーカーの『coast 10.1』というモデル。
10インチという意味のようです。今流行りの某アニメーション制作会社では19インチのタブレットを採用しているらしいですが、無駄に大きいものは嫌いな性分、そして液晶が大きくなれば価格も大きくなるので一番安いモデルで。
まず、初日はセットアップで潰れてしまいました。
無事起動するところまで持っていったのですが、ペン先が2mmほど右にズレる問題が発生。
それを解決しようとあえて古いドライバを入れたり、他社のドライバを入れたり要らないことをして、何度も何度もインストール&アンインストール→再起動を繰り返し。
その内問題が悪化して、最終的には説明書の工程をひとつ見落としていたためという情けない結果に……。
2mmズレる問題は、『キャリブレーション』というタッチ座標を調整する機能がすごくわかりづらいところに英語で書いてあり気付くのが遅れたというだけでした……。情けないったらない……。
追記:キャリブレーションの方法
非常に躓いたため、ここにParblo coastのキャリブレーション(ペン軸の調整)の方法を書いておきます。
まず、【コントロールパネル】→【Tablet】を開きます。この時、coastを接続していないと設定プログラムが起動しません。
左側の【Mapping】タブを選択し、左下にある【Calibrate】をクリックします。ここまでたどり着ければあとは大丈夫だと思います。
補助機器
そして最終的には無事動くようになり、最近購入したClip Studio Tabmateコントローラーと併せて鬼の使いやすさを発揮してくれました!
アナログでもデジタルでも、手が震えて線がガタガタになるのが長年の悩みでした。
デジタル作業をPhotoshop ElementsからClip Studio Paintに移行して、最近は曲線ツールで線画を描いていましたが、やはり線に命が乗らない上に、時間がかかって仕方がなく悩んでいましたが、こうした一昔前ならどうにもならなかった問題を綺麗に解決してくれました!
自分がペンで引いた線が綺麗にすっと伸びるのを見てどれほど感激したことか……。
10インチという液晶のサイズは、全く気になりませんでした。
それと、このモデルを選んで正解だと思ったのが、OS等余計なものが一切入ってないただのディスプレイであるということです。
また、接続がUSBなのも非常に良いです。
若干、遅延のような現象も起こる気がしますが、誤差の範囲内です。
作画作業に関して、爆発的な改善ができました。
投資した金額以上の価値があったと思います。
それでは!