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(17) ファイル名を思案中の2018年 その1

こんにちは〜。
2018年まで追い上げてきました。

つくづく、2010年代って感覚的には、ついこの間みたいな感覚ですが
もう10年以上前だったりするんですよね〜。
コロナ時代を3年はさんだせいか、脳の中で記憶の空白地帯が
あるような気がしています。

そうそう、2018年といっても、もう5年前なんですよね…。
びっくりします。

コロナ渦の間も、ありがたいことにそこまで仕事が減ることはなく
(将来計画や予算確保のための先行投資のようなお仕事が多かったと
いうこともあるのでしょうが)感覚がよく分からなくなりがちです。

それと別に内輪ネタですが、2010年代ごろから徐々にですが
保存しているデータのファイル名を変更し始めました。
担当者もクライアントも増え、スタッフの分業も進んだので
誰が確認しても分かりやすく引き継ぎできるように、と思案し始めています。

2018年からは
クライアント名(略称)_物件名_YYMMDD_担当者名(アルファベット1文字)
という表記になりました。

2010年頃からファイル名に日にちを付け始め(これも再開発の仕事が増え、何度も発生する修正データがお互い把握できなくなって、クライアントに指示されて
はじめたものです。)
う〜ん、この辺がアナログ出身なものでちょっと対応が遅かったです(汗)

今はこれに年単位でフォルダ名の頭に通し番号をつけて管理しています。
そんなん、PCで仕事している会社にとっては当たり前やろ〜って
感じでしょうが、なんせスタッフ数人で試行錯誤しながら
仕事していることもあり(しかも年々、物件数が増えたり何期にも渡って手がけることも増えまして)どんどんファイル名は長〜くなってゆくのです…笑

でも、PCで管理するのって、最初にルールさえきちんと作っておけば
楽ちんなんですよね〜。自動で並び替えや総数なんかもすぐ把握できますし。

人間の日々衰えていく記憶力より素晴らしい点は多々あります。

でもやはり、手描きパースは人間の経験や発想によるものがまだ多く
その辺がご依頼いただける要素になっているのかな〜とも感じます。

いずれにしても、日々いろんなタッチや表現を模索していきたいものです。

そう感じるのは、5年前の作品でも、今のタッチとちょっと違ってたり
着色素材のブームがあったりと、この頃のスタッフ毎の遍歴がわかって
結構面白いものです。

前置きが長くなりましたが、2018年、どういった仕事をしてたんでしょうか?


○ 目黒区特別養護老人ホーム こぶしえん

一回目の発注が2017年末〜1月中旬でした。

こぶしえん 外観イメージ。

ここから、内部のデザイン検討まで2020年8月まで4度に渡り、
発注いただきました。
建物は2021(令和3年)3月末に開園しました。

外観。色パターンも4案ほど検討用パースを作りました。
プロムナード
レストラン
レストラン・プロムナード
内部デザインも何度も検討パースを描きました。

実際に出来上がると、やはり『おおぉ〜』といった気持ちになりますね。


小学校プロポーザル。東京は統廃合なども多く、小学校のお仕事かなりいただいています。
このプランは、敷地の北側にオープンな災害時使用できる広場空間がある、といったものでした。

この案件は残念ながら、当選には至りませんでしたが、小学校ってすごく多いので
年々、地域で一体利用ができる建物になっていってますね。

ちなみに、気になって調べてみました。

日本で児童数が多い公立小学校は(令和4年・小中一貫以外)

① 流山市立 小山小学校 1,677名
② 大阪市立 友渕小学校 1,619名
③ 流山市立 おおたかの森小学校 1,617名

千葉の流山市、すごいですね!!

…と続き、余談ですが、こちら福岡県福津市福間南小学校も
1,611名というマンモス校っぷり!!
高校くらいの人数ですね。同級生も親もほとんど覚えられないまま
卒業しそうです〜笑


○ マンションデザイン プレゼンテーション資料

エントランス案
アプローチ案

たまにマンションデザインのお仕事もいただきます。
最近はプランとイメージ写真までで、それ以上はやらないようになりました。
実際に素材選定などまでやり始めると予算なども関係するので、最近はデザイン案までのご依頼を受けたりしています。


○ 佐原駅周辺地区複合公共施設プロポーザル

この物件も最初のプロポから基本設計まで、2020年6月まで携わりました。
2022年12月25日に『みんなの賑わい拠点KOMPAS』という名称でオープンしています。

この施設については、2020年の振り返り記事で今後載せたいと思います。


○ 某市庁舎プロポーザル

木をふんだんに使い、建物の上部からガラス越しに水が流れるという面白いプランでした。
中央に滝のような空間があるのが特徴的です!

面白いプランでしたが、予算がかかりすぎると判断されたのか
残念ながら当選ならずでした〜。
でも今振り返っても面白いデザインでしたね〜。

あ、これは余談が多かったせいか
ボリューム的に収まらないので、次回に続きます。

おそらく2018年アーカイブは3部構成になりそうです。

ではでは!


ピーアンドエル スタッフ 大石








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