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猫の慢性腎臓病の闘病記録2
2日目
起きて、猫のお腹が上下しているかドキドキしながら確認。
普通に足元で寝ていた。
まだヨタヨタ歩くし元気もない。
ジャンプもしなかった。
早かった呼吸は普段と同じくらいに戻っていた。
でも、とてもおしゃべりで鳴いていたのに、全然鳴かなくなってしまった。
魔女の宅急便みたいだな、と思った。
クレメジンをメディムースというウエットフードに混ぜて、シリンジで投与。2人がかりで悪戦苦闘しながら与えた。
私は仕事を休み、見守ることにした。
療法食は15時近くになってロイヤルカナンの早期腎臓サポートをガツガツ食べ始め、結果70粒。
水は飲まなかったから、1人で慣れないシリンジで、格闘の末1,5mlしか与えることができなかった。
夫とは休みが同じではないため、これから2週間は夫が出勤の日は私が半休や3時で早退することにした。
幸いにも、月始めは夫が営業で外回りをしていて、昼休憩は自宅で昼ご飯を食べることが多いから、昼にシリンジでウエットフードを食べさせたり、様子見ができる日もあった。
2週目は私がお盆休みに入る時期でもあったので、会社にそこまで迷惑をかけることもなかった。
3日目
あいかわらずカリカリを少量
シリンジで水
4日目
朝、久しぶりに膝に乗ってきてくれた。
鳴くようにもなってきて、以前の姿に戻りつつあった。
買ってきた自動給水器でほんの少し飲んでくれたことに大喜びした。
抱っこも痛がらなくなっていて嬉しかった。
ロイヤルカナンのウエットフードを自分で食べてくれた。
毎日元気になってはいくけれど、ごはんは以前のようには食べてくれなかった。水も飲まないし、ドライフードの量も少なくて、1日のカロリーに全然届かないため、強制給仕が必要になった。
クレメジンを混ぜたウエットフードに、さらに水を混ぜたご飯をシリンジで与える日々。
暴れてみんなウエットフードまみれで、リビングも毎日何時でもウエットフード独特の匂いが充満していた。
誤飲しないように、口内を傷つけないように、毎回緊張した。
猫も学習して、タイミングよく俯いたりして口から出したりした。
朝は5時半に起きるようにして
晩御飯は猫の投薬と強制給仕のあとに、くたくたになりながら食べた。
私の体重は1週間で2キロ減った。
点滴をしにいったり、状態によっては在宅点滴の可能性も説明された。長い長い2週間だった。