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Vol.01 : リーダーに本気のフォロワーが集まる時。(スタバ成功のカラクリ) 

まずは動画での対談をご覧ください。対談は、全部で計8時間!!あります。
見やすいと思われる長さで区切って提供して行きます。

この記事はおよそ2500文字。4-6分程度で読み終えられます。

テーマ1. リーダーに本気のフォロワーが集まるとき

Vol1.  シュルツが夢見たスターバックスのビジョンとは

対談はいくつかのテーマに沿って進んでゆきます。
テーマ1は「 1. リーダーに本気のフォロワーが集まるとき 」。
記念すべきVol.01 は、このテーマの中でも「シュルツが夢見たスターバックスのビジョンとは」についてです。

スターバックスを現在のコーヒービジネスとして創業(会社としては第二創業)したシュルツ氏のビジョンについてをお届けします。

テーマ:  #ビジョン、#パッション、#ハワードシュルツとは、#スターバックスの成り立ち、#第二創業、#創業者はオタク、#実はうまくいかない、 #妄想から世界的企業へ

解説.   想いは人を動かす。けど、想いだけではスタバは世界中まで広がらない、とも言える話。


この動画を改めて見直して感じるのは上記の一言に尽きるかなぁと。

- 解説1.  どんな対談内容?

今回の対談は、ハワード・シュルツ氏がどんな人だったのか?というところからスタートします。

小さなコーヒーショップから、世界的先進企業に会社を成長させることができる男とはどんな人間だったのか?という部分を語りました。

実は、シュルツ氏は、スターバックスの大元の創業者ではなく、豆を販売している小売ビジネスからコーヒービジネスを第二創業した男です。その経緯、きっかけとなったミラノでの原体験、そこから虜になっていくコーヒーショップへの白昼夢、夢を実現するためのスターバックスのビジョン、という話に繋がっていきます。

- 解説2.  想いは人を動かす。

なんでもない日常のワンシーンを、自分の感覚のアンテナで切り取る。感動を持ってその切り取ったものを原体験とし、インスピレーションを掻き立てていく、自らで自らを巻き込まれていく。それを自分たちの仲間たちに熱く、必死に語りかけていく。そういう話でした。

その想いの中心にあるのは、「イタリアの洗練されたカフェ文化をアメリカという地で実現したい」といういわば少年のようなシンプルな夢、です。(日本のサブカル的に言うと、これ、厨二病ですよ。)この真っ直ぐな想いが中心にあることがコア中のコアなんだと改めて思います。想いは、人を動かす。

- 解説3.  この成功物語、どこにでもいる企業の主流ではない人の話、とも言える

今回の対談の話は、個人的に深いなぁ〜と思っていて、例えば以下のような観点です。

  • 「元々所属していた会社を自ら買収をするという形で(第二)創業する」というアメリカの先進的な資本主義というか、起業の文化が今のスタバを作る上で影響し、これが結構大事だった。

  • 想いしかない人間がコーヒーショップを始めるって、周りの多くの人は成功確率とか、合理的判断で、そりゃいきなりGO!しないし、むしろ反対するよね〜。(だからこそ、無理矢理にでもYESにもっていくような手腕としつこさ、強引にでもイル・ジョルナーレを作り、第二創業まで行うタフさが大事だとも思う。)

  • 店舗オペレーションも、組織づくりもしたことがない経営の素人が「イタリアンなコーヒー屋はじめて、デッカいこと、やりたい!!」というオタク系妄想「だけ」では、ほんもの(オーセンティック)な世界的企業になれるわきゃーない。

  • 豆売り会社の側からすると、下手すると「ただのうるさい奴」で、会社の金を溶かす迷惑男という評価だってありうる。そのあたりは、きっと紙一重であるんだろうなぁー。

大統領候補にもなられる人を捕まえて、素人だ、オタクだ、迷惑男だ、と散々な書き方をしておりますが、実際に日本においてだって、会社の中には、こういう人、一人くらいいると思うんですよね。

だから、このシュルツさん、もちろんこの人そのものは特別な才能と資質と成長のための学習と努力ができる素晴らしい人なのでしょうけれども、シアトルでスターバックスを始めた当初のシュルツさんは、言わばみなさんの会社にいるちょっと我の強い「俺流」人材、または、これを読んでいる、あなた、なのかもしれない、とも思うわけです。

- 解説4.  大切な「3」というキーワード

もう一つ、この後の対談で非常に大切なキーワードとなる「3」が出てきます。
対談の随所に出てくるワードで、非常に大事になるこの「3」という数字をぜひ覚えておいてほしいのです。「3」は一人の情熱的なビジョナリーがどうやって会社を世界的起業に押し上げていくのか、そのポイントとなるのです。

- 解説5.  パッションが溢れてくるのがビジョナリー、はじめに創る人のコア、と言えるよね

リーダーの証と言えるのは、(常に熱くではなくとも)パッションがじわじわと溢れている人」って趣旨の発言を梅本さんがしているのですが、何か一つ、って言われたら何かことを始める初めの一人はこれが全てだとも言えると思うくらい、想い、パッションってのが大事だと改めて感じますね。

補足. 本人懐古として、人となり、スターバックスの成功についての物語は、ぜひ本を読んでくださいね。


シュルツさんの代表的な本。回顧録的なものですが勉強になります。


ちなみに、梅本さんも書籍だされています。こちらは日本のスタバってどうやって生まれたのか。


Vol.01 のまとめ


長き熱き対談のスタートは、シュルツさんってどんな人?というところからスタートし、いよいよこのシュルツ氏がスターバックスを躍進させるきっかけとなるお話につながっていきます。

スターバックスといえば、ハワード・シュルツ氏、なのですが「3」のキーワードとともに、次回以降、もう一人の人物であるハワード・ビーハー氏、そして第3の男としてオーリン・スミス氏が登場いたします!

Vol.02をお楽しみに。

 

次記事 : Vol.02 シュルツを支えた二人の仲間(後ほど公開!)。

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