風呂敷に魅せられて
京都市内の三条通にある、なんとなく前から気になっていたお店に行ってみました(o^^o)
風呂敷専門店「むす美」
1937年に京都で創業した山田繊維株式会社さんのブランド「むす美(むすび)」にて、人生初の風呂敷を2枚、購入しました♪
こじんまりとした店内には海外の方も多くて英語や韓国語が飛び交いつつ、日本人の若いお客さんもチラホラ見かけました。
風呂敷の今と昔
風呂敷は奈良時代ぐらいから「大事な物を包む布」として存在していたようです。ただその名前の由来としては室町時代、この頃は蒸し風呂で室内の床に敷く布として使われたり、着替えをする時に下に敷いたり、お風呂用具を包んでいたりしたことから「風呂敷」と言われるようになったとか。
それ以降もお風呂以外に色々な用途に役立ちましたが、例えば江戸時代に入ると火事などが多く発生したことから、睡眠中に災害が発生した際にすぐに必要な物と布団ごと包んで逃げられるように、寝床に広げて敷いておくことも日常的にあったようです。
風呂敷は1000年以上続く文化とは言え、多くの世代に馴染みがあるかと言えばそうでもないのが実情です。
どうしても古臭い印象を受けがちで、便利な世の中になった今では紙袋やポリ袋でちょっとした雑多な荷物を入れる方がラクチンです。
ですが、最近では若手の人や海外アーティストが手掛けたデザインが増えたり、プラごみ削減の意識からエコバッグが普及した影響で、風呂敷を結んでかわいくエコバッグに変えるアイデア等が生まれて、最近になってまた注目されてきた様子ですね。
さっそくやってみた
じゃん。不器用な私でもなんとか出来ました(・∀・)
黄色い方は100%オーガニックコットンで出来た約100cmの布です。日本の伝統に魅せられたフランス人デザイナー、アデリーヌ・クラムさんと言う方による花柄のデザインです。巾着バッグの形に挑戦しました。
赤い方は70cmの、撥水加工ポリエステルの物です。
なんと直に水を入れて運べる災害時にも役立つ優れものです。ハートカズラの模様が可愛くて一目惚れしちゃいました!
こちらはしずく型のミニバッグ風に結んでみました。
どちらもYouTubeのむす美の公式動画を見ながらやってみましたが、最初は取手部分を結ぶ時に左右の長さのバランスを掴むのが難しかったです。練習あるのみ💪
他にも色々あるのでぜひ見てみてください。
結ばない方法ではパソコンのデスクトップやテレビのカバーとして掛けるのもお洒落です☆
公式Youtube↓
個人的にこの風呂敷の存在のありがたみを感じるのは、保管するのに場所を取らない万能グッズである事です。例えば、新しい普通のトートバッグも時には欲しくなるのですが部屋は出来るだけスッキリさせたままでいたいので、風呂敷だと畳んでしまえば場所を取らずに済むし、使う時も好きな形のバッグに変化させられる楽しさがあります。
あと、風呂敷バッグは服装を選ぶかなと思ったのですが意外となんでもいけるし、普通にパーカーっぽいスタイルからワンピース風な格好の時も合います。
さぁ、これからどんな風に生活に馴染ませていこうかな♫
お店は東京にもあるみたいです( ^ω^ )
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