ぱんだるまの交換留学日記inデンマーク vol.235 おしゃべりから得た発見を振り返る。
皆さんごきげんよう、ぱんだるまです。
今日も今日とて、大晴天でした。
どんなに予定があっても、やることがあっても、この天気の下では敵いません。
歯学部の被験が終わってから、特に買い物も用事もないのに、どうしても足が、遠回りして帰りたいと言って聞かないのです。
といってもそんなに遠出するわけでもなく、なんとなく大学のキャンパス周辺をぷらっと歩いて帰りました。
今日もしっかり、春を感じてきましたよ。
さてそんなお散歩の後は、昨日ひぐちさんご夫妻とお喋りした中であった発見に、思いを巡らせておりました。
まず一つ目は、自分のコンプレックスというか、自己認識していた自分の欠点についてです。
私は、人とコミュニケーションをとるのが少々苦手な節があります。
と言っても、知らない人を前にオドオドしてしまうとか、そんなものではありません。
寧ろ知らない人の方が、その場限りの関係だと割り切ってコミュニケーションがとれるので、楽だと感じている人間です。
特に苦手としているのが、会話のキャッチボールです。
どうにもこうにも、私は会話を続けることが不得手なのです。
これに関しては、仲の良さや関係の長さなどは関係ありません。
ただ、キャッチーボールがどう頑張っても続かないのが、個人的な悩みポイントでした。
この話を話題に上げたときに、奥様が「そんなの周りの誰かがやってくれるよ」と一刀両断。
「ただぱんだるまちゃん(と私はご夫妻の間で呼ばれていたそうな)がその役割の人じゃないだけであって、話題を出してくれる人なんて周りにたくさんいるだろうし、全然ぱんだるまちゃんが喋らなくても、きっと周りの人たちはぱんだるまちゃんを“そういう人なんだ”って認識してくれていて、そこに関して全く気にする必要はないよ。」と。
なるほど、どうやら私は気にしすぎというか、少々自意識過剰だったようです。
無論、キャッチボールを続けられるに越したことはないと今でも思っていますし、今後もなるべく長く続けられるようにと努力はすると思います。
でも、ほどほどに調節して、そこもある種「自分の個性」として捉えられるくらいの余裕が、ほんの少し自分の中に生まれた気がします。
二つ目は、自分の将来の道についてです。
現代では、コロナの経験も相まって、働き方の多様化が進んでいるなあと感じます。
私は将来、できればフリーで何か働けないかと思っているのですが、フリーになるにしても、最低限の社会の仕組みや仕事の仕方について知るために、会社員として働く経験は必要だと考えています。
では、どんな会社に入りたいのか、もしくはどんな業界に進みたいのか。
そこが最近の悩みどころになっていました。
結論から先に言うと、この悩みが完全に解決した訳ではありません。
ですが、おしゃべりの中で、自分の中での選択肢に新たにひとつ、気づくことができました。
こんな記事を定期的に書いている人間ですから、当たり前というかわかりやすいというか、出版業界には魅かれています。
それが編集なのか印刷なのか、はたまたライターなのかは定まっていませんが、何かしら本に関われる職は、やりがいを感じられそうだなと思っています。
そして今回新たに発見したのが、文具業界です。
私はこのnoteのように文章を書くのも好きですが、同時に手書きで文字を書くことも結構好きなのです。
特に最近は万年筆で文字を書くことにハマっていて、課題の合間に自分の好きな歌の歌詞をよく落書きしています。
これまでは特に気にしていなかった文具ですが、今回のお喋りで文具業界について初めて口にして、「ああ、自分は文具にも興味があったんだ」と気づくことができました。
自分の周囲の友達とはよく口にする話題ですが、初めましての方と話すことで、より自分の頭の中の情報が整理されて、これまで気づかなかった発見をもたらしてくれることもあるんですね。
さて今回の記事は留学とは関係ない内容になってしまいましたが、これも私が留学生活で得たもののひとつとして記録しておきたく、ばーっと書いてみました。
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