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ぱんだるまの交換留学日記inデンマーク vol.225 ゆっくり帰路につく。
皆さんごきげんよう、ぱんだるまです。
今日はチェックアウトギリギリの時間まで寝ていました。
多少眠れていたとはいえ、その質は、バスの座席とベッドの上では雲泥の差です。
どこでもすんなり寝られるのは私の特技であり、ちょっとした自慢でもあるのですが、さすがにベッドと同等レベルの睡眠の質にはなりません。
滑り込みでチェックアウトを済ませ、鉄道の時間まで少し街をぶらぶらしました。
チケットは座席予約で昨晩のうちに確保済みなので、あとは自分が発車時刻に間に合うようにホームに立っていられれば帰れる、という状態でした。
今回の旅行で目の前は通り過ぎたのですが、時間がなくて入ることができなかったクリスチャンボー城に足を踏み入れてみました。
なんと昨晩泊まった宿から2ブロック先にこのお城があったのです。
昨日の夜さんぽでたまたま見つけて、「明日はここに入ろう」と決めていました。
昨晩降った雪のせいで石畳の上にうっすらと雪が積もっていて、何度も転びそうになりながら、重たい荷物と共にえっちらおっちらお城の中に入りました。
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本当は建物の中に入って、装飾や調度品を眺めたかったのですが、入場料が予想外の高さで泣く泣く諦めました。
そこから再び街をぶらっとして、午後1時過ぎにDBS(デンマークの高速鉄道)に乗り込み、夕方4時過ぎにようやくオーフス駅に到着しました。
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道中は車窓から外を眺めたり、タブレットで動画を見たりしていました。
これまではこの3時間がかなり長く感じていましたが、今回はあっという間でした。
なんせバスに計10時間以上乗っていて、しかも鉄道は座席が広くリラックスもできて、ちょっとしたパラダイスでした。
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馬やら羊やら牛やらもたくさん見れるよ
なんとか寮に帰りついてからは、とりあえずシャワーだけ浴びて、あとは荷物もろくに片付けないままベッドに倒れこみました。
冷蔵庫の中が空っぽだから買い物に行かなきゃとか、旅行に持って行っていた洗濯物を洗わなくちゃとか、やらなければならないことを頭の中で考えはしましたが、どうにもそれを実行できる体力がなく。
結局そのまま寝落ちして、翌日の朝を迎えていました。
これまでもこの留学中に3回、旅行をしてきましたが、ここまで移動に時間をかけたのは初めてでした。
現地での行動費の割合をできるだけ増やすために交通費を抑える、という考えのもと今回は帰路をバスにしましたが、ここまで時間がかかるとなると正直きつかったです。
時間と労力、そしてお金の塩梅を見るのは、何度やっても難しいものです。