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ぱんだるまの交換留学日記inデンマーク vol.228 自分の将来に頭を巡らせた日。

皆さんごきげんよう、ぱんだるまです。

1月くらいから冷凍の食品をあれこれと買い込んでいるのですが、旅行から帰ってきてこれが本当に役立っています。
冷蔵庫だと、生ものを1週間以上置き去りにはできないけれど、冷凍庫だと可能ですよね。

冷凍野菜と冷凍のお肉があれば適当なスープくらいは作れるし、パンも炊いたお米も冷凍しておけば長持ちします。
お米は特に、一食分ずつ炊くことはほぼ不可能に近いので毎回まとまった量を炊くのですが、冷凍という手段を手に入れたことで、炊く回数がぐっと減りました。
お肉も、冷凍してしまえば悪くなる前にと焦って使う必要がなくなって、快適です。
出来合いの冷凍食品は買わないけれど、冷凍野菜やお肉は、本当に便利だなあとなんだか感心してしまいました。

日本の我が家ではあまり冷凍の商品を買いませんが、社会人になって一人暮らしを始めたら、冷凍庫の大きな冷蔵庫が欲しいかも。

さて今日は、昨日の疲れと未だに抜けていなかった旅行の疲れのダブルパンチで、どうにもベッドから動けませんでした。
それでも色々と考えを巡らせていることはあったので、それについてちょっと書きたいと思います。

何を考えていたかというと、就活についてです。

無事進級が決まったので、私はこの春で大学3年生になります。
大学3年生の春から何となく始まるのが、インターンです。
正確にはエントリーの準備を始める、といったイメージなのですが、自分の中で方向性が見つかっておらず、悩んでいるうちにもうこんな時期になってしまいました。

実は留学前に一度、親も交えて考えたことがありました。
自分は大学を卒業したらどうしたいのか。
どんなことをして、どんな会社に入って、どんな働き方をしたいのか。

昔から読書が好きで、漠然と、
本に関わる仕事がしたい

本を作る仕事が楽しそう

書籍の編集に関わりたい

出版社だ!
というなんとも単純な理想を描いていました。

しかし留学前にたまたま字幕翻訳家の方のエッセイに出会って魅力を感じ、「別に編集じゃなくてもいいのかもしれない」と思うようになりました。

そうなると、自分はどんな仕事がしたいのか。
仕事から何か得たいのか、生き甲斐が仕事になるような、自分にとってやりがいのあるものに携わりたいのか。
どんな仕事をするにせよ、ある程度は何か焦点を絞らないと、得られるものも得られません。

もちろん今でも出版の仕事には魅力を感じるけれど、もっと自分のやりたいことにドストライクな仕事がありそうで、まだ迷路の中を彷徨っています。
きっと自分がまだであったことのない仕事ってこの世の中にたくさんあるし、逆にそれを知らないとその職に就くスタートラインにすら立てませんから。

一通り考えてから、お腹が空いてキッチンに立ったのですが、料理しながら、不意に高校の倫理の授業で学んだソクラテスの「無知の知」の話を思い出して、まさに数十分前の自分やんと思ってちょっと笑ってしまいました。

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