ぱんだるまの交換留学日記inデンマーク vol.209 最近スーパーで出会ったものたち
皆さんごきげんよう、ぱんだるまです。
晩ごはんの後に少しまったりしつつ課題の資料を読んでいたところ、ドームメイトがfastelaunsbollerをくれました。
デンマークの伝統的な菓子パンで、春のお祭りの時期だけ売られている特別なパンです。
お祭り自体は2月で終わっているので、おそらく冷凍のものを温めて、それをくれたのだと思います。
パンの中にチョコクリーム、上からはグレーズという甘いもの尽くしですが、そんな甘さを好むのがデンマーク人です。
さて2日前の金曜日にスーパーに寄った所、面白いものを2つ発見しました。
まず1つ目は、大分ボロボロになったインスタントのカレーです。
さすがにこの破れ具合には「おお」と声が出ました。
陳列の際に何かの拍子で開いてしまったのか、お客さんが中を見たくて開けたのか(恐らく後者)、とにかく開き方がすごくて思わず買ってしまいました。
デンマークのスーパーでは、時たまパッケージが開けられた商品が棚に並んでいたりします。
個包装のお菓子だったり、色々と漁られた後の値下がりした冷凍食品だったり。
そして、それは特段珍しいことでもありません。
特に開けられていることが多いのが、缶に入った炭酸やビールです。
缶飲料の商品展開としては、一定数(大体は半ダース)をまとめたものと一缶ずつバラバラに売られているものの2種類があります。
まとまっていようがバラバラに買おうが、一本当たりの値段は変わりません。
そうなると、山積みになった半ダースパッケージたちを開けて、一本だけカゴに入れる、という選択肢がデンマーク人には出てくるのです。
確かにまとまっていると目に入りやすいですしね。気持ちが分からないでもない。
ただ、その山の中にパッケージが開いたものがいくつもあるのはいつも不思議です。
わざわざ毎回ビニールを破らなくても、開いているものから取った方が楽だと思うんだけどな。
そして2つ目が、金継ぎセットです。
これは本当にびっくりしました。
日本で何度か探したことがあったのですが、そのときは1セットで5000円近くして買うのを諦めました。
しかし今回見つけたキットは、なんと1セット1000円以下。
思わず写真を撮ってしまいました。
母のお気に入りの食器の金継ぎも頼まれていたので、母に写真を送ってみたところ、「漆とか金粉が本物じゃない、人工のやつなんじゃない?」とのこと。
確かに。そうじゃなきゃ、日本より物価の高いデンマークでこの安さは説明がつきません。
写真を撮った時はあまり説明を見ないまま棚に戻してしまったので、次に入った時は説明書きまで見てみようかな。
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