ぱんだるまの交換留学日記inデンマーク vol.242 デンマークの映画館に潜入
皆さんごきげんよう、ぱんだるまです。
今日は夕方から、オーフス駅直結のショッピングモールに入っている映画館に、友達と一緒に行ってきました。
何を見たかって、日本でも世界でもヒットを記録している『すずめの戸締り』です。
留学出立後に公開のニュースを知り、ずっと見たいとは思っていました。
しかし、私の帰国は翌年の6月。
そんなにも長く公開されているとは思えませんでした。
というわけで、昨年末からずっと、私は海外公開の可能性にかけていたのです。
年明けからは特に、海外の公開日なんかもちょくちょく確認していました。
そして、年明け頃、北米やヨーロッパでは4月頃に公開になるという情報を得ました。
それからは、ひたすら近所の映画館の上映スケジュールをチェックする毎日です。
ページをチェックし続けることはや4ヶ月、ようやく近所の映画館のスケジュールに『Suzume』の文字を発見しました。
デンマークでの公開初日は4月13日でした。
本当は初日に行きたかったのですが、流石に課題提出の期限がその日だったので、当日は泣く泣く諦めました。
さて、迎えた翌日。
1人で見に行ってもよかったのですが、楽しいことは誰かと共有した方がより楽しくなるというものです。
というわけで、友達を1人誘って、夕方遅めの回に入りました。
そもそもの上映回数が少なく、公開2日目でも夕方とレイトショーの2回のみ。
遅い回だと、上映終了時間が日付を超えるギリギリ手前、くらいの感じでした。
オーフスに来てから映画館に入ること自体初めてだったので、最初は少しドキドキしていました。
チケットは当日窓口で購入も可能ですし、映画館のサイトに登録すればオンラインでの購入も可能です。
オンラインで事前に購入し、映画館の入り口で指定のメールアドレスに送られてきたチケットを提示します。
このチケット提示がないと、そもそも映画館の中に入ることができません。
日本だと、シアターへの入り口の手前に映画のグッズや売店のカウンターが並んでいるかと思います。
しかし今回入った映画館では、そもそも映画館のエリアに入るのにチケットが必要なのです。
これにはちょっと驚きでした。
中にはグッズのお店は特になく、売店だけがあります。
この売店がまた、デンマーク色が濃ゆいことこの上なし。
売店のエリアのほとんどを、グミキャンディーやチョコレートの量り売りが占めていました。
定番のポップコーンよりも、圧倒的に量り売りのお菓子を購入している人が多い印象でした。
そんなこんなで見た『すずめの戸締り』は、最高でした。
見ていてちょっと不思議だったのは、字幕版で見たので音声は日本語なのですが、スクリーン下部にずっとデンマーク語の字幕が付きまとうことです。
当然と言えば当然ですが、日本の映画で字幕なしでもわかる映画を全くわからない外国語の字幕で見ている、という矛盾にも近い状況が、少々こそばゆい2時間でした。
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