ぱんだるまの交換留学日記inデンマーク vol.248 開放的なお花見だい
皆さんごきげんよう、ぱんだるまです。
私の今日は衝撃的なニュースから始まりました。
留学前から応援していたK-POPアイドルグループのメンバーが、この世を去ったのです。
似た過去のニュースはこれまで幾度か目にしたことはありましたが、自分が応援しているグループにそんなことが起きようとは、夢にも思っていませんでした。
メンバー全員が揃う姿はもう見られないのかと思うと寂しさが募るばかりですが、ご冥福をお祈りいたします。
そんな悲しいニュースもありましたが、今日は幸せに包まれた一日でもありました。
なぜかって、留学前にはできると思っていなかったお花見の日だったからです!!
昨春の桜のシーズンには「満開の桜は1年お預けかぁ」なんて思いながら近所の桜をなめるように見ていたのに、まさかあっさりお目にかかれるとは。
オーフスの南の方に大きな公園がありまして、話によるとどうやらそこに桜の木がまとまって植えられているところがあるそう。
バスにゆらゆら揺られること30分、海沿いのバス停に到着しました。
なんとその公園から海が見えるのです。桜と海が一度に見られるなんて、なんという贅沢でしょうか。
公園に到着すると、満開の桜がお出迎えしてくれました。
見た感じではソメイヨシノとは違う種類のようでしたが、花の形は日本でよく見る一般的な桜とそっくりでした。
みんなでピクニックということで、持ち寄りの形でのんびりランチをすることになっていました。
それぞれ持っていくものの担当を決めており、私は朝イチで作ったポテトサラダと、昨日皆で作ったケーキマンを持っていきました。
このケーキマンの運搬が意外と大変で。
なんてったって、大きなオーブンの鉄板いっぱいのサイズで、しかも空気を多く含むシュー生地が土台のため安易に動かすこともできません。
直前まで色々と悩みましたが、最終的に焼いていたオーブンの鉄板ごと持っていくことにしました。
浴衣を包んで持ってきていた風呂敷が大きいサイズのもので、試しに鉄板を包んでみたらぴったりのサイズだったのです。
まさか、デンマークまで来て街中で風呂敷を持ち歩くことになるとは思いませんでしたが、そこに選択肢はありませんでした。
そんなこんなで昼過ぎに全員集まり、さっそくお花見ピクニック開始です。
ケーキマンは、上からかぶせていたアルミホイルがアイシングに張り付くハプニングがあったものの、友達が持って来ていたバースデーロウソクのおかげで事なきを得ました。
誕生日の友達も喜んでくれて何よりでした!
持ち寄ったものをお腹いっぱい食べた後は、広い芝生を走り回って、子どものように遊びまわりました。
だるまさんがころんだ、とか、増え鬼とか、いったい何年ぶりだったんだろう。
年をいくら重ねても、一瞬で子ども時代に戻れるような無邪気さを忘れずにいたいものです。
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