ぱんだるまの交換留学日記inデンマーク vol.128 次の目的地、ドレスデンへ
皆さんごきげんよう、ぱんだるまです。
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本日は午前9時にベルリンの宿を出て、高速鉄道でドレスデンへと移動しました。
途中、ベルリン中央駅に向かう地下鉄の駅で、なぜかヴィヴァルディの『四季』のひとつ、『春』が流れていました。
ちょこっと調べてみましたが、特に理由はなさそうです。
朝にはピッタリ、ってことくらいでしょうか。
重たい荷物を抱えて鉄道内をうろうろと歩き、ようやく席を見つけて朝ごはんを食べつつ、ドレスデンに到着したのは昼過ぎでした。
とりあえずチェックインして荷物を置き、一息ついてからドレスデンの街中に繰り出しました。
さすが元世界遺産なだけあって、古い立派な建物が街の中にかなり多く残っていました。
それぞれがどんな建物なのかまでは調べませんでしたが、その雰囲気や壁の朽ち方に、建物が経てきた年月を感じました。
そんな建物の間を縫うように進みながら目指したのは、コーゼルパレという名前のレストランです。
ドレスデン城の裏にあるレストランで、もとはコーゼル伯爵のお屋敷だったそうです。
立派な構えに身構えつつもレストランに入ると、更に豪華さを増したレストランの店内がお出迎え。
昼の2時頃という、お昼でもおやつでもないような微妙な時間に入ったにも関わらず、ひっきりなしにお客さんが出入りしていました。
カフェも併設されていて、入口から入ってすぐの大きなガラスケースにはたくさんの種類のケーキが並んでいます。
しかし今回は口が塩味を求めていたので、しっかりと料理を注文しました。
私が注文したのは、仔牛のナックルです。
ナックルとは関節のことだそうで、それを柔らかく煮込み、ソースや付け合わせのパンをだんご状にしたものと一緒に食べました。
ほろほろに煮込まれたお肉はひさしぶりで、とても美味しかったです。
さてお腹も満たされたところで、いよいよクリスマスマーケットです。
今日も2つのクリスマスマーケットをハシゴしました。
1つ目は、アウグストゥスマルクトです。
これは街ブラ散歩の途中でたまたま見つけたマーケットで、一本の大通りの真ん中に屋台がずらりと並んでいました。
大概のマーケットは広場の中に迷路のように屋台が広がるのですが、このマーケットは全て一本の道の両脇に綺麗にそろっていたので、ある種とてもわかりやすいマーケットでした。
ここではあまり買い物をせず、途中で見つけたチュロスを少しつまんだ程度でした。
2つ目は、シュトリーツェルマルクトです。
ドイツ最古のクリスマスマーケットと言われており、ドイツの三大クリスマスマーケットのひとつにも名を連ねています。
街中のちょっと広いスペースに、屋台が所狭しと並んでいました。
このマーケットの特徴は、それぞれの屋台の建物の装飾がとても凝っているところです。
他のマーケットだと、小さな木の小屋にちょっと電飾が付いている、という程度のものが多いです。
しかしこのマーケットでは、どのお店も屋根の上まで大胆なデザインで飾り付けていて、360°どこを見ても楽しむことができます。
またこのマーケットは、シュトーレンのお店がかなり多いです。
というのも、あのクリスマス菓子はドレスデンが発祥の地なのだとか。
品質チェックが毎年行われていて、それをパスしたシュトーレンだけが「ドレスデンのシュトーレン」を名乗れるそうです。
こちらはおまけ。
明日もたくさん巡るぞお。
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