ぱんだるまの交換留学日記inデンマーク vol.160 ラップサンドパーティー
皆さんごきげんよう、ぱんだるまです。
夕方に出かける用事があってバスに乗ったのですが、天窓があることに初めて気付きました。
何の変哲もない、普通の路線バスです。
別に観光用でもないし、2階建てのオープンバスでもないし。
なるべく日光を日常に取り込もうとする、北欧ならではの設計かなと思います。
周囲の乗客は別に気にするでもなく、各々座っていたり、立っていたり。
私以外の誰もが気にしていないけれど、自分だけは見つけることができた。
その小さな特別に、喜びを感じながらバスに揺られていました。
さて今日は、久しぶりに寮のキッチンでコモンディナーがありました。
今期いっぱいで帰国するドームメイトが2人いて、その2人がラップサンドパーティーを企画してくれました。
持ち寄り形式だったので、私は簡単なサラダを作ることに。
しかし、このサラダに迷いました。
というのもラップサンドがメインなので、トルティーヤの皮と中に入れる具材を別々に用意して、それを自由に包んで食べる形のディナーになります。
そうなると、中に包むための野菜も用意されることは十分に予想できます。
色々と考えた結果、マヨネーズを抜いたコールスローサラダにすることにしました。
何人かのフラットメイトはヴィーガンなので、できれば動物性のものは使いたくなかったですし、コールスローサラダであれば、そのまま食べることも、トルティーヤの皮に包んで食べることもできますからね。
キャベツとにんじんの千切りを塩もみして、そこにコショウ、はちみつ、お酢を加えて混ぜたらできあがりです。
そこに今回はひと工夫して、薄く切ったリンゴも加えました。
あとは、マヨネーズの代わりというか、風味付けと油分を足すためにオリーブオイルも混ぜ込んでみました。
自分でもあまり作ったことがなかったので、味見してもよく分からず不安でしたが、みんな「美味しかったよ」と言ってくれたので良かったです。
久しぶりのコモンディナーも、期末試験中のドームメイトが多いので人数は少なめでしたが、いつものごとく盛り上がりました。
デンマーク料理の話から始まって、学校制度の話やら、はたまたお寿司の話やら。
普段はお互いに忙しくて、なかなか大人数で顔を合わせる機会がありません。
が、こうしてみんなで集まると、本当に話が尽きなくて。
良いご縁に恵まれたなあとしみじみ感じます。
おまけ。
デザートにともらったカカオトリュフの包み紙で折り鶴を何気なく折っていたら、隣に座っていたドームメイトが感動していました。
リクエストされて、もう一つ折っちゃった。
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