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ぱんだるまの交換留学日記inデンマーク vol.213 留学生活、賢く生きよう。

皆さんごきげんよう、ぱんだるまです。

いよいよ明日、家族と祖父母に久しぶりに会えるということで、嬉しさ半分、謎の緊張感半分で、とても不思議な心境です。
ちょくちょく電話やzoomで話してはいるのですが、やはり画面越しと直接会うのは違いますからね。
しかも、こんなに長く家族と会わなかったことなんてありません。

案外平気なのかな、それとも姿を見たら泣き出しちゃったりするのかな、なんて色々考えちゃってます。
兎にも角にも久しぶりの再会、楽しみです。

さて今日は、また新しい課題の締切日でした。
午前中は1人で、夕方からは友達と一緒に、課題に取り組んでいました。

今回の課題の指定資料がかなり理解しづらい内容で、その上に書き手の文章の癖が強く、読み進めるのに苦労しました。

そんな資料と必死に戦っている中、その課題が出されている授業のディスカッショングループのメンバーから、一通のメッセージが届きました。
「今回の資料難しすぎてギブアップしようかと思ってるんだけど。」

同じ課題に取り組んでいた友達と、思わず目を合わせてしまいました。
でも確かに考えてみれば、必ず提出しなければいけない、というわけでもないのです。

その授業の課題提出は、学期中に計7回あります。
しかし、学期末に教授に提出するのは、そのうち4つのみなのです。

7つの課題は大きく4つに分けられていて、それぞれA、B、C、Dとアルファベットがふられています。
Dは1つだけで提出必須なのですが、それ以外のA、B、Cは2つずつあって、最終的に提出するポートフォリオとしてまとめるときに、それぞれのアルファベットの2つの課題のうち、片方だけを提出するのです。
言い換えれば、1分野の2つのうち1つは、書いても授業の成績にほぼ反映されないのです。

今回の課題は、2つのうち1つは既に提出済みで、そちらはかなり丁寧に書き上げていました。
しかも前半に書いた通り、とてつもなく理解しづらい参考資料に辟易していたところだったのです。
少し怖さもありましたが、最終的に提出しないという決断をしました。

ちなみにカバー写真は、決断を下した後に、大学の給湯室のレンジで冷凍食品をチンして晩ごはんを食べた時の写真です。
本来教授陣用の場所ですが、色々カトラリーを持ち出したりして、ちょっと悪いことをしてる感が楽しかったり。

実際のところ、提出しなくても、教授に呼び出されたりするようなことはありません。
提出しても提出しなくても個人の自由ですし、学生の選択です。
ただ、自己責任だからね、という、それだけです。

ただでさえ課題に追われすぎていた状況だったので、自分の心の余裕を取り戻すための逃げ道だと考えることにしました。
教授に苦情を送りつけるような猫噛みをしない、窮鼠が見出した逃げ道です。

程よく手を抜くのも、賢い留学生活の送り方ですよね。たぶん。

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