ぱんだるまの交換留学日記inデンマーク vol.233 うさぎとかめの”かめ”な春
皆さんごきげんよう、ぱんだるまです。
今日から5日間、オーフス大学歯学部での被験が始まりました。
以前簡単な検査には参加していて、今日からは本格的な被験になります。
内容に関してはあまり理解できていないのですが、嚙む力やあごの筋肉などについて色々測定したり、トレーニングを行ったり。
これを5日間やった後、1週間開けて、再度繰り返します。
実はこの被験で、自分に関して新事実が発覚しまして。
どうやら私、尋常じゃないレベルであごが強いみたいです。
例えば被験の中で、10㎏の重りを口に加えてぶら下げ、その状態で何分耐えられるかという測定がありました。
普通の人は1分から2分程度、歯学部のラボの教授(190㎝くらいあって体格の良い方らしい)でも4分半だったそうですが、私は5分以上という結果になりました。
くわえている間、特に中盤から「大丈夫ですか?」とひっきりなしに尋ねられて、心配性な学生さんだなあと思っていましたが、なるほど、知らず知らずでモンスターのような数字をたたき出していたようです。
さてそんな被験の前後で、今日は春を感じておりました。
まず感じた、というか出会った最初の春が、寮から大学へと向かう道の途中です。
思いがけず花々で溢れていました。
沢山見かけたのが、この3種類。
特に最後の桃の花(?)は、本当に可愛くて、思わず顔をほころばせてしまいました。
実はこの花、かなり街のあちこちで見かけます。
個人宅のお庭で咲いていたり、お宅の生垣になっていたり。
視界に突然現れることが多いので出会うとちょっとびっくりしますが、その分サプライズ感満載で、まさに”春に出会った”気分になります。
被験が終わってからは、久しぶりに一人で街ブラをしてみました。
実は最近まで知らなかったのですが、街中のsallingというデパートの屋上に素敵なテラスがあり、天気も最高に良かったので行ってみることにしました。
大学のキャンパスから、通ったことのない道をひたすら選んで、「あ、こんな抜け道あったんだ」「ここを通るとあそこに出るんだ」なんていう冒険をしながら、閉店1時間前にデパートに到着しました。
中のお店をちょこっとのぞきながら、ワクワクで屋上へ。
屋上には素敵なカフェとたくさんのベンチが並んでいて、思っていたより混んでいました。
色々と歩き回ってから、空いていたベンチでふうっと一息。
本当は夕焼けを拝みたかったのですが、最近は8時を過ぎてもまだまだ明るい季節になってきているので、そこは諦めて。
ただただ広い青空を眺めておりました。
うん。気持ちが良い。最高ですな。
まだ少し肌寒いですが、着実に春の訪れを感じた1日でした。
まるで「うさぎとかめ」のかめみたいな。
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