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ひとりごと

私は生き辛い人間だ。

まず極端にパーソナルスペースが広い。
周りには心を許したと思われやすいのか、すぐに踏み込まれて不快感を覚えて突き放す。
人と触れ合うことはもちろん、公共の場の椅子やテーブル、手すりやトイレだけでなく、人が触れた商品に触った後は徹底的にアルコールで消毒するので手指は常にボロボロだ。
人の立てる音にも敏感で特に咀嚼音にひどく反応してしまうため、人と食事ができない。
当然飲食店での食事なんて無理だから外食もほとんどしない。

ただ、潔癖症なのかと言われると疑問は生まれる。
限度はあるが、ゴミはすぐ出さなくても大丈夫だし、部屋もお世辞にも綺麗とは言えない。どちらかと言うとだらしのない部屋だ。
犬も飼っていて、粗相の片付けも苦にならないし、犬との触れ合いは大好きだ。

私が生きづらさを感じる対象は家族を含む他人だけ。

そんな人間でも人間として誰かと共存しなければならないからあらゆる生きづらさに耐えて外出をしなければならないし、食事にも行かなければならない事がある。正直苦痛でしかないし、外出した翌日は布団から出ることもままならない。

誰も私のことなど気にしないとわかっていても、バスや電車などの公共機関を利用していると目がまわるし、スーパーやコンビニ程度の他人のいる場所にいるだけで気分が落ち込んでくる。

楽になるとわかっていながらも、病気の診断を下される事が怖くて病院に行く事が出来ないままでいる。

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