ギフテッドこそ、ぱんだちゃんのおうち学校
【個別カテキョ報告】
最近の個別指導でとても多いのが、
発達グレーのお子さんと
ギフテッド呼ばれるIQの高いお子さんの指導です。
ギフテッドというのは、医学用語ではありません。
いわゆる“神が与えた才能”ということを意味している言葉です。
ギフテッドかどうかの判断は主にIQ(知能指数)で測り、だいたいIQ130以上の子どもをギフテッドとしています。
IQ は非常に高いんだけど、
社会性が低かったり、
文字が書けなかったり、
多動だったり、
ときには暴力がでることもあります。
知的に高いという珍しさプラス、発達障害という珍しい特性もダブルで持っている子どもたちもいて、
二重に特別という意味で2E(twice-exceptional)と呼ばれています。
潜在的に素晴らしい才能や知識を持っているインテリジェンスな子どもだけど、
発達障害と同じような要素を持っているからうまく生きることができないのです。
もちろん、発達障害の要素がないギフテッドの子どももたくさんいます。
そういうギフテッドの子どもは何の問題もなく超エリートになれます。
調べれば調べるほど、私はHSPと呼ばれる繊細ちゃん要素が恐ろしく強いし、
ギフテッドの要素も強いです。ゆかりもギフテッドの部類だと思います。嗅覚がするどい。
ある種の生きづらさを持ち合わせるというギフテッドですが、
その「生きづらさ」のほとんどが、私自身が小学校中学校時代に経験してきたことでもあります。
だからこそ、
それを分析して分類して、勉強の面でサポート出来るのです。
特別な才能やIQを持ちながら、つぶれていく子供たちを多く見てきました。
分かりやすくいうと、
小学校時代のギフテッドは、全く勉強しなくても小学校の勉強が当たり前に取れます。
先生よりIQが高いのだから当たり前です。
でも中学に入ると、ギフテッドではない子たちが、力をつけ始めて、どんどんと伸びていきます。
「才能は努力を超える」というところです。
今まで「努力」とか「コツコツやる」というところを経験したことのないギフテッドは
そこに戸惑い、あたふたしているうちに、1年くらい普通に経ってしまう。
その間に、
周囲ともめる。
友達ともめる。
学校の先生ともめる。
親ともめる。
仕方ないよ。
思考の回路が違うから。
不登校になる。
中学生時代に不登校になりそうなときがたくさんあるんだけれど、そこを乗り切れば、高校では楽しく通える子が多いのです。
小学校時代から、中学校時代にどうのりきるか?
ギフテッドが社会でなじんで生きていくには、
そこが大事なんです。
これはIQが130~160くらいの子の話。
170以上の子は、私の予想を超えていくかもしれないので、自信はないのですが、
ギフテッドのお子さんの一番大事なところは、
幸せに社会生活を送るというところなんです。
まずは、勉強に興味を持たせるのが大事。
こんなの簡単だよと言われるところを、好奇心をくすぐる勉強を。そして課題を。
地道にやる癖をつけていく。
ぱんシックスは1つ上、2つ上の学年をやっていってもらいます。
楽しいですよ。
クリアしていくって、こういうことか、となる。
努力していくことを覚える。
学校の勉強でも塾の勉強でも困ってないけれど、
必要なんですよ。
勉強って。
個別カテキョは75分 15000円+税