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家族の最良を目指す。

昨日は無料zoom講座にたくさんのご参加を頂きましてありがとうございます。
YouTube配信を含めると、200名以上のお申し込みがありました。

勉強の話をしていると、
私自身が焦るばかりです。

やるべきことが多すぎる。

お母さんたちって「これが終わってからこれ。」
という完璧主義が多いんですね。

でも、それってまったく完璧主義ではありません。
環境が整ってないと出来ないというのは、ただ能力がないだけと世の中では判断されます。
とにかく、環境が整ってなくても、やった方がいいです。

それから、よくいただくご質問の中で

下の子(2歳くらい)が、
上の子(5歳くらい)を邪魔して、
上の子が勉強したくないといいます。

というところです。

お母さんとしては、もういっぱいいっぱいですよね。
でも、この場合はわたしは、
「そんなこと言って、いつ勉強をスタートするおつもりですか?」
と答えます。
今、ゆみちゃん7歳、けいちゃん5歳ですが、
結局今も、けいちゃんがゆみちゃんを邪魔しています。
でも、5歳2歳のときに、
ずいぶんとあーでもないこーでもない、
とやったおかげで、
ゆみちゃん自身も耐性が出来ている、弟が邪魔をしてきても、やらなくてはいけないという意気がある。

だから、完璧じゃなくても、やったほうがいいです。

しかしこれが、3人目になってくると、訳が違う。
とくに、3人目が1歳半くらいになるまでは、
家族で、3人目のいる生活に慣れた方がいい。
(ちょっと便宜上、①②③にします(笑)

これね、お母さんだけの問題じゃないんですね。
今まで、①が②とけんかしても、二人ならなんとかお母さんが仲裁に入るんですけれど、
③がいるために、それがこない。
そうすると、①と②も不満。
そこに勉強、ぎゃーーーとなる。
そして、お母さんも、①が幼児、②が0歳のときとは、訳が違う。

だから、
③がちょっと放っておいても大丈夫なくらいまで、
家族で、出来るだけやることを少なくして、お母さんが壊れないようにした方がいい。

③が1歳半になるまでは、

全員が「生きていたら100点!」

くらいに考えていいです。

その間、①と②は放っておかれるのかというと、そうじゃない。
その中で、確実に実力をつけていきます。
サバイバル的な状況下では、子どもは本当に育つ。

家族とは、運命共同体です。

そこに生まれたのは、運命ですから、
「あの子がいたから、私は勉強が出来なかった」
というのは、その子のただの言い訳です
③がいたから、①にちゃんとしてあげられなかったなんていう罪悪感は全く持つ必要はありません。

①と②がバトルをしていたときに、頑張れたのだから、今は大丈夫。
③が立ち上がって、お姉ちゃんの教科書を破るくらいまでは、生きていくことだけを考えてください。

お姉ちゃんの教科書を破き始めたら!スタートですよ。
髪を振り乱して3人の子育てをしてください。

私は、ずっと長らく中高生専門の家庭教師をしてきました。
だから、例えば、今、
ゆみちゃんが、「おかーさんおかーさん」と来るとか、
けいちゃんが「勉強したくない!!」と駄々をこねるとか、
これはただのじゃれ合いなんだな、コミュニケーションだなーってしみじみ思うんです。

子どもにとって、
「なんでこんなことやらなきゃいけないの!」は、

お母さんとの会話なんですよ。

そう捉えると、
バトルが楽しいものになる。

寝ぐずりみたいなもので、
あーー、まだ子どもだなーと思っておくといいです。
折れませんけれど、
このグダグダは、この子が勉強に入るまでの仕方のない儀式だと思うといいですよね。

別れるつもりもないのに、「もう別れる!」っていう、彼女みたいなもんですよ。
かわいいもんです。

子育て、勉強、頑張りましょう。
頑張ったらいいことありますよ。

家族の最良をめざしましょう。

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