個別カテキョ報告①
今回の2日間の札幌は、22日が最終の終わりが
日付をまたいで、1:30という、ものすごいロングランのカテキョでした。
今回のテーマと言うか…共通して言えるのは、
「次を考えろ」でした。
まずは前置き。
わたしは魔女の宅急便が好きで。
あの本の中で、
主人公のキキが、さらりと言う言葉
「魔女は、血で飛ぶの。」
自分に纏う運命は、鎖にもなるが
飛ぶ力にもなる。
ずっとそう子どものころから思って生きてきました。
中高生には、
そこを知って欲しい。
口うるさくいう、お父さんお母さんが、
なぜ口うるさく言うのか?
しっかり考えろ。
そういう喝を入れてきました。
まずは1件目。
なかなか数学がのびないYちゃん。
毎日勉強はしているものの、どこかふわふわと目の前の勉強に集中できてないのは分かっていました。
理由はあるのだけれど、それにしても、それはその家族にとって、必要なことだったし、それはしょうがないです。
それにしても、
あまりのふわふわ感に、ある程度発達系の何かがあるのではないか?というのも視野にいれながらの
指導をしてきました。
でも、どっちにしても、
今日は喝を入れたいなと思っていました。
どんなに大人が、
これをあれをとその子の前に持ってきたところで、
文句を言わず、やるけれど、「ただやる」だけ。
黒でも白でもいいから、正解を答えられない。
答えられないところで、点数が悪くてもそれほど堪えてない…
ぱんだちゃんの個別カテキョは、
3人4脚型です。
生徒、お母さん、私。
それぞれが一緒に足並みをそろえて走らなければ、成績があがりません。
大人だけが走っている。
「あなた、引きずられてるだけだよね?」というところで、話が進む。
他の兄弟と一緒に、
土日に遊びに行ってるよね?
あれやめてくれる?
だいたい、受験生が親と一緒にほいほい、
家族で楽しく遊びに行けると思うなよ。
みんな、家で勉強してるんだよ。
家族と一緒に出掛けるのも、
スーパーに行くのも、全部遊びなんだよね。
やめてくれる?
こういう話をしていきます。
部活も余暇。
スキーも余暇。
長風呂も余暇。
鏡の前で髪をいじるのも余暇。
勉強以外は余暇。
時間を捻出しなさいよ。
それで「精一杯やってる」と思ってるの?
「風呂は10分で」
「髪を乾かすのに時間がかかるなら、ショートにして。」
「部活やめてくれる?勉強以外しなくていいから。」
言い過ぎと感じるかもしれませんが、
だって、
そこのお母さんは、やってるんですよ。
本当に献身的に。
それに応えずして、
社会に適応できると思わないでね。
こういうのを書くと、
いろんな方から、勉強は親のためにやるもんじゃない。とか言われるんですけれどね。
まぁ、言いたい方はどうぞ
子どもたちは、いろんなものを背負って生きてる。
そこに、自分の親や兄弟や祖父母を纏って生きるんですよ。
嫌なら、逃げればいい。それも自由。
でも、わたしは魔女の宅急便が好きで。
あの本の中で、
主人公のキキが、さらりと言う言葉
「魔女は、血で飛ぶの。」
自分に纏う運命は、鎖にもなるが
飛ぶ力にもなる。
ずっとそう子どものころから思って生きてきました。
中高生には、
そこを知って欲しい。
口うるさくいう、お父さんお母さんが、
なぜ口うるさく言うのか?
しっかり考えろ。
そういう喝を入れてきました。
随分と長いこと関わってきた親子だから
言える言葉です。
この子は頑張っても出来ないかもしれないという発達の部分があるかもしれないと、
慎重に慎重に見極めたうえでのことです。
誰にでもいうわけではありません。
のびるといいなと思います。
ということで、続く!
個別カテキョは、75分で15000+税
札幌、苫小牧、大阪豊中市、東京渋谷区
で定期開催