個別カテキョ報告
新学年が不安で学校に行きたくない。という小4さんの個別カテキョをしました。
小3になるときに、担任の先生が変わり、なぜか自分がものすごく嫌われて、嫌がらせをされたんだそうです。
だからそのあと、その先生はほかの子ともトラブルがあって、その学年の担任から外れたそうですが、
小4から小5にあがるときに、また担任の先生が変わるのが怖い…のだそうです。
もちろん、その子の意見だけを鵜呑みには出来ないですね。
でも、あるあるです。
学校の先生って、同じサービスを提供しているわけではないのです。
そこが、なんとも私たちには理解がしづらいのですよね。
でも、全く違うんです。
良い先生に当たるのは、だいたい、2割。
それ以外は、当たらないのです。
じゃあ、どうするか?
見ないふり…をするしかない。
自分だけ嫌なことをされたら、見ないふりをすれば
いい。
それしかないです。
スルー技術を身に着けて、
難しいトラブルは回避したほうがいい。
そう伝えました。
可哀そうだなと思います。
偏差値は良いけれど、ASDっぽい子です。
中学受験の塾に通っているし、そのことを鼻にかけたんだと思います。
まぁ、その子が解いてる問題、公立のなんの研修も受けていない先生は解けないですよ。
で
解けないからっていって、
「へー、先生なのに解けないんだ。」
って言ったら、ダメだと言うことです。
「でもさでもさ、ぱんだ先生は、『それ難しいね!』って言って、頑張って解こうとするよね。」
っていうから、
「そりゃ、先生は、今、お金もらってるから、解きますよ!」というと、
「でも学校の先生って、お給料もらってるんでしょ。」と言います。
「だから、その口調が、癇に障るんでしょ。」
と言って、
私の学生時代の話をしました。
特に高校時代は、いろいろあったので…
本当にぎゃふんと言わせてやりたかったら、
「あなたが偉くなりなさいよ。」と言いました。
本当はそういうことじゃないのですけれど、
その子の理解度は、それがちょうどよいと思いました。
難しいですよね。
人間対人間で、
別に先生だからって聖人君主なわけじゃないのですよ。
でも、
子どもたちにとっては、「それ」であってほしいですよね。
わたしは、カテキョをする際には、
自分は人間だと思わせないようにしています。
絶対に弱みなんて見せないし、
私も人間ですからなんていう言い訳は絶対に言いません。
っていいながら、計算ミス多いのですけれどね(笑)
今回も難しい問題を、宿題に出されました。
図形苦手なんだけれど、何とか解きましたよ!(業務連絡)