ゾロとケリの会話
NO.567
朝露にぬれた田んぼの隅
来訪する数羽のケリ
その鳴き声
「ケリケリケリケリケリ」と朝の静寂を破る
猫のゾロ、耳をすまし
鳥言葉を学ぼうと身を乗り出す。
視線は釘付け、
尾はピンと張り、
小さな試みここに始まる。
窓辺に響く鳥の歌、
応えるは愛猫の小さな声。
言葉は違えど心は通じ、
共に奏でる朝の一幕。
笑みを誘う二者の対話、
織り成すは微笑ましい日常の詩
ゾロとケリ
異なる種を超えた交流、
そこに生まれる
穏やかな共鳴
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