四字熟語436
「鴛鴦の契」(えんおうのちぎり)とは、鴛鴦(おしどり)が一生涯パートナーを変えずに深い愛情で結ばれていることから、夫婦の深い愛情や絆を象徴する四字熟語です。
鴛鴦は雄と雌が常に一緒に行動し、非常に仲が良いことで知られています。
この熟語は、特に夫婦間の強い結びつきや、一途な愛を誓い合う関係を表現する際に用いられます。
たとえ話として、昔々ある村に、鴛鴦のようにいつも仲良く暮らす老夫婦がいました。
二人は若い頃から一緒に農作業をし、どんな困難も二人で力を合わせて乗り越えてきました。
村の人々は、二人の関係を見て「まさに鴛鴦の契りだ」と称え、若いカップルたちの理想の関係として語り継がれていきました。
老夫婦の愛情深い関係は、時を越えても変わることなく、二人の間には言葉では言い表せない強い絆が存在していました。
この話は、鴛鴦の契を人間の関係に置き換えたもので、深い信頼と愛情があれば、どんな困難も乗り越えられることを示しています。
また、人生の旅を共に歩むパートナーとの間に築かれる絆の大切さを教えてくれます。