誤読の定番485
今日の誤読の定番は、「.杜撰」です。「ずさん」と読みます。
この言葉は、「手抜かりが多く、いい加減なさま」や「物事が雑である様子」を意味します。
由来は、中国の古い文献に由来しており、もともとは「杜」という姓の人が編纂した史書が質が悪いことから来ています。
日本においても、似たような意味で使われるようになりました。
使い方の例
- このレポートはかなり杜撰に書かれている。再提出してもらおう。
- 計画が杜撰で、プロジェクトは遅れがちになっている。
#記憶術
「杜」は木を意味する漢字に「土」が加わることから、土地を示す木(木が多い場所、森など)と考えることができます。
「撰」は文章や本を選ぶことを意味します。
つまり、「杜撰」を記憶する際には、「森の中から適当に選んだような、乱雑な作業」とイメージすると覚えやすいかもしれません。
この説明が漢字「杜撰」の理解に役立つことを願っています。
何か他に知りたい漢字があれば、お気軽にお尋ねください。