見出し画像

981 今日のことわざ:漁夫の利

今日のことわざ:
漁夫の利

読み方:ぎょふのり

意味:二者が争っている間に、第三者がその争いの結果から利益を得ることを意味します。

たとえ話
A君とB君が、どちらが先に遊ぶかで喧嘩をしているとします。その間に、C君がその遊び道具を使って遊び始めてしまう。このような状況で、「漁夫の利」を得たのはC君です。

A君とB君の会話
- A君: 僕が先に遊ぶんだ!

- B君: いや、僕が先に決まってる!

- C君: 二人が争っている間に、僕が遊んじゃおうっと。

- A君: あれ?C君が遊んでる!

- B君: これが漁夫の利ってことだね

経営者の視点での解説
ビジネスの世界でも「漁夫の利」は頻繁に見られます。

例えば、二つの企業が市場シェアを巡って激しい競争をしている間に、第三の企業が新しい市場に進出し、競争の激化から利益を得ることがあります。

このため、経営者は常に自社の動向だけでなく、競争相手と市場全体の動きを注意深く観察し、第三者としての立場で利益を得るチャンスを狙うことが重要です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?