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焼來肉ロックフェス参加雑記

忘れないうちに思ったことをポンポン書く雑記。Xだと長くなりそうなので!

長野県飯田市で7月20・21日の週末行われた焼來肉ロックフェスに参加してきました。
こちら、とある理由で一昨年からclusterの一部の方々が集まるロックフェスになっており、昨年もめっちゃ興味あったものの予定が重なり参加できなかったため、私は今回初参加。仲間とワイワイ馬鹿騒ぎもし充実した週末でした。
飯田は以前、バイク旅で訪れたことがあり2回目ですが、東京から一番アクセスが悪い場所(北海道や沖縄でも飛行機使えばはやい)と言われていたり…
私は新宿バスタから。概ね4時間ほどでした。

旅路はともかく、感じたことを。
今回、オフ会気分で参加したのが正直なところで、出演アーティストも名前聞いたことあるかなぁ、くらいのバンドが少々というほど私は疎いのですが
まずそんな音楽そこまで詳しくない私でも楽しめるように、音楽以外のお笑いステージも充実。
飯田出身のニッチロー、キンタロー。、ゆってぃ、ダイノジなど音楽も交えながら楽しめました。
そしてお笑い枠ではなく音楽枠として参加のレイザーラモンRG。あるあるネタしながらも高い音楽性。
めっちゃ至近距離で見てましたが、ガードポール上がるパフォーマンスでは真下から見上げ、そのさきに青空という姿でめっちゃかっこよかった。
初っぱなから夏フェスの魅力満載でした。

1日目によかったなぁと思ったのはSHAKA LABBITS。特にベースがかっこよくて、ベースが主役になる音楽の心地よさを知った。
とみーさんもポストしてたけど、GLIM SPANKYの「大人になったら」、G−FREAK FACTORY「ダディ・ダーリン」との出会いも良かった。

2日目深く感心したのはHEY-SMITH、SiMというメイン会場でパフォーマンスしていた2組。
音楽はもちろんのこと、盛り上げ方や配慮、惹き込み方がとても良かった。
複数のパフォーマーが出演するイベントだと当然自分たちのファン以外の人も多く見にくる。そんな中ファンへのサービスをしつつ、いかにファンではない人や初見を惹き込むか。
そこに対し、主張激しく「素晴らしい自分たちのファンになってくれ」と押すのではなく、初見でも誰でも自然に音の上で楽しめるように、例えばコール&レスポンスを強要ではなく自然にできるようにリードしていく。
これは決まった箱の中でやるのとはまた違った惹き込ませ方が必要だし、二組とも良かったのは親子連れ・小さな子供への配慮があったことだ。(そもそも子どもを連れてくることへの賛否はおいておいて)
私も一気に魅了された。

物理より全然楽なclusterイベントをやっている素人ながらだがイベントをやっている身としては、どうしてもステージの照明や演出が何かしらヒントにならないか、という視点で見るわけだけど、プラスしてパフォーマーの盛り上げ方だったり、イベント全体のつくりも見てしまう。いくつかヒントは得た。
もちろん物理ではできるけど、clusterじゃできないことはたくさんある。大きく言えば光源なんか演算の都合で2つまでしか同時作用しないのだし、その時点で全く違う。お客さんの一体感も違う。
とはいえ、まだやれることはあると思ったし、逆にVRSNSの世界でしかできないアドバンテージもたくさんある。

そして一番感じたのは、出演者のほとんどが運営への感謝を述べていたことだ。お互いの距離感、信頼関係が強いイベントだと感じた。これは物理、cluster関係なく大切な部分だ。でてよかった、またでたい。そう言ってもらえるイベントをつくること、出演者側で言えば感謝と信頼。
全員で創り上げていく、という想いがあってこそ、お客さん側もそれを感じ、その『全員』に混ざっていくのではないか、と思う。
そうした時に僕らの声は、この山に響き、青い夏空に届くような気がした。

自然の中だから感じる気温、風、音、匂い、時の流れ。音とともに陽は沈み、ひぐらしが鳴く。
祭りをつくった人々の想いと愛がつまった街が夜景となって眼下に拡がる。楽しくクタクタになった僕らを照らす月は今宵満ちている。


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