
祈りのある場所に-変わりゆくジョカン②
前回に続いて、ジョカンとその周辺をご紹介します。
今回は2024年の当地。前回記事の写真と見比べてみていただけると幸いです。
ジョカン前自体は大きく変わることはなく、2017年と同様熱心に祈る人々がたくさんいました。
特に今回は巡礼の季節である冬に訪問したので、祈りの熱量がより多かったように感じました。


しかし、2017年と比較すると…
こんな案内が出ていて…ジョカン入り口以外では、あちこち散らずにここで祈ってね!って場所が決められたようです。



怖いので写真は撮ってませんが、公安さんコーナーも新設されてたようで


広場のお店の上には、いつもの標識が

ガイドさんによれば、サンは朝焚くようになったとのことだけど、私はついぞ見ることはできませんでした。
写真を見る限り、これ…使われてるのかなあと。
ただ、この疑問を当地で口にすることはできませんでした。なんとなく。
また、以前はサンを焚く日だけ消防さんが来てたようだけど(ガイドさん談)、2024年では消防さんと武警さんかな、毎日入ってました。で、19時頃解散していく。



例の石碑は、完全にガラスケースにインされてしまいました。
しかもガラスケースに装飾があるので、石碑はだいぶ見ずらい感じに。
そしてまた、このケースが圧迫感を与えてる印象でした。


バルコルもお店が閉まりがちだったり、お店が変わってたりと変化を感じました

ここのPOPMARTに入ってみたのですが、英語も普通話もペラペラのネキが接客してくれました(で、買ってしまった…
POPMARTかあケンタッキーかあと思わないでもなかったが、ノスタルジーに浸りがちな観光客のしょうもないわがままだということで、目をつぶっていただければ…





雑にまとめてしまうと、ジョカンでの祈念する場所が狭くなり、また石碑がガラスケースに入れられてしまった、バルコルはお店のクローズが散見されまた世代交代も見られた、ということになるんだけど、こうまとめてしまうには大きな変化なのかな、という印象でした。
とはいえ、人々の祈りのパワーは7年前と比較し全く変わってないなと痛感しました。私もバルコルを無心でぐるぐると周りながら、人々からエネルギーをいただけたような、そのおかげで東京でどうにもささくれだった気持ちが穏やかになっていくような、そんな場所であることには変わりはありませんでした。
変わらないでと願うのは、観光客の無責任な思いなんでしょうが、あの場所の熱量はいつまでも変わらないでいてほしい、とこっそり思ってしまいます。
それでは、また。