1人が大好きな私が結婚した理由
こんにちは、今日ものびのび綴っていきます。
私は今夫と2人で暮らしている。
私の連れ子ならぬ連れ亀がいるので夫婦+1匹暮らしだ。
この暮らしも早いものでもうすぐ4周年、
長いようであっという間だった。
彼と出会って5年が経とうとしている。
この5年間で私の身の回りがすっごく変わった。
身内、親戚が4人も亡くなり、
歳が近い親戚が結婚しすぐ子どもが生まれた。
実家ではうさぎを飼い始め、
仲の良い妹はアニメオタクで3次元の男性に全く興味を持たなかったのに急に美容に目覚め会社では異常なモテモテさんになっていた。
母は癌になり手術をしたし、祖父も何度か入院していた。
新型コロナウイルスが流行って元々親戚付き合いが嫌いな私はますます人に会わなくなった。
本当、家を出てから色々が変わってしまった。
何故だろう、急に寂しくなってくる。
唐突に母と妹に会いたくなる。
私は基本、1人が大好きな人間だ。
それは学生時代から始まり結婚した今でもそうだ。
学生時代に一人部屋を持たせてもらえなかったのは本当に悲しみの極み…。
なによ親子3人で1部屋って、思春期の子どもには悪すぎる環境だよ←
なので家を建てるなら自分の部屋がほしい!
と夫に訴えてる最中である。
一人部屋…憧れる…!
そう、私は1人が大好きな人間だけど、
学生時代に一人部屋を持っていなかったし、
一人暮らしすらしたことがない。
反対に夫は学生時代に一人部屋があり、
更には親と喧嘩して数年間一人暮らしをしていたそう。
それはそれで凄い(笑)
そういう所がまた憧れる要素の1つなんだよなあ。
一人暮らしを何度も何度も憧れて妄想して、
いつか絶対一人暮らしをするぞ!!
と決意をしていた。
でも、結婚してしまった。
大好きな夫に出会ってしまったから。
ああ、もう一人暮らしの夢は叶わないんだなあ。
と、1人時間が取れた時にぼんやり考える。
1人が好き、誰の目にも触れないところで好きな刺繍や手帳、読書をしたい。
あ、もうこんな時間、もうすぐ帰ってきちゃうじゃん。
そう思うことが多々あるが、
結婚した私の選択は決して間違ってはいないと断言出来る。
まず1つ、私は極度の面倒くさがり屋だ。
誰の目も触れなかったら部屋なんかそうそう掃除しないし、
自分しか口付けてないコップだったら何日も洗わなくても大丈夫だし、
風呂好きだけど髪を乾かすのが面倒だからお風呂も何日も入らなくて平気だし、
服だって洗わない。
片付けもしないからきっと机の上なんて物の置き場がないし、
床も足の踏み場もない、
よくテレビでやっている俗に言う「ゴミ屋敷」になる自信がある。
そう、自信があるのだ。
実家にいた時の私は料理は出来るが掃除はほとんどしなかった。
学習机も半年に1回思いついたようにピカピカにしてはすぐ元通りになっていた。
「あんたちゃんとしないと嫁にいけないよ!」
何度母に言われたことか…。
私自信もそれは少し心配ではあった。
けれど結婚したらこれがまた変わるのよ。
夫が綺麗好きなのもあって、
週に一回は必ず掃除機はかけるし、
トイレ掃除も流し掃除もする。
毎日料理もするし、片付けもきちんとする。
床に物なんてほぼ転がってないし、
机の上も物置になっていない。
タオルも2日に1回は洗うし、
パジャマも週に1回は洗濯する。
なんだこの変化!
母が見たら卒倒するのでは!?!?!?
どうやら私は好きな相手に大分尽くすタイプの人間だったらしい。
尽くすタイプだったお陰で夫には
「いつも掃除してくれてありがとう」
「ごはんいつも美味しいよ」
と毎日のようにお礼を言ってくれる、
ありがとうって素敵だよね。
軽く言うありがとーでも全然嬉しい。
2つ、私はめちゃくちゃ怖がりだ。
何が怖いって?お化けが怖いのだ。
子どもみたいかもしれないけれど本気で怖いのだ。
どんなに暑くてもお化けに足を掴まれるんじゃないかと足先を出して寝れないし、
ドアの半開きは隙間以前にお化けに覗かれてるのでは?と恐怖が走るし、
夜鏡だって見るのが怖い。
小学生の頃に聞いた「寝る前に部屋の天井の四隅を順に見ていくとお化けがいるんだよ」というセリフを未だに覚えていて寝る前極力天井の隅は見ないようにしている。
綺麗なショッピングモールに行ったって学校みたいな、個室だけど上の方は空いているようなトイレは苦手だ。
公園やパーキングエリアのトイレは薄暗さがプラスされて尚更怖い。
ただでさえ怖がりなのに夏のお盆の時期には本●にあった怖●話の番組CMが流れるから本当に嫌だ。
あのCMは怖がりの私にはマジで殺意しか芽生えん。
あと次いでにスプラッター系は苦手だ。
最近は怖がりに拍車がかかっている感じがする。
サスペンスもダメだ。
ホラーとスプラッターは2次元でも3次元でもご勘弁願いたい。
あ、でも進撃の巨人やハンターハンターとかの物語性があるもののスプラッターは平気。
ただ怖いだけとかホラーは苦手なの。
そして3つ、蜘蛛が大大大っ嫌い。
もう蜘蛛って入力しただけで予測変換で絵文字で蜘蛛が出てくるのを見るの嫌なくらい嫌いだ。
虫は比較的平気な方だ。
昨年の夏も素手でコンビニに落ちてたカブトムシを拾って会社の人にあげたし、
バッタもてんとう虫も蛾も平気。
あー…でも便所虫やムカデのような足が沢山あったり足が長いのは嫌だわ…。
虫は比較的平気な方だけど、
蜘蛛だけは蜘蛛だけはほんっとうに無理!
保育園の時からぬいぐるみでさえ鳥肌が立って無理だった。
もう前世で蜘蛛に殺されたんじゃないか?
と本気で疑うレベル。
あのビジュアルが無理すぎて最近は蟹も無理になった。
水族館に行っても蟹から逃げるようになったし、
母が新潟に旅行に行ったからと蟹を1杯くれたのだが、悲鳴をあげながらなんとか捌いた。
見た目は無理だが味は最高に美味しかった!
でも次は夫にお願いしよう。
そんな感じで蜘蛛があまりにも苦手なので見かけたらどんなに小さくても潰すか、
大きいのは潰すのさえ怖いからスプレーでやっつけるかのどちらかだ。
(でもあのスプレー缶、蜘蛛の絵が沢山描いてあって本当に涙出そうになる。
あの缶の周りに可愛い紙でも貼っておこうかなと毎年考えて保留になっている。
今年はやろう、そうしよう。)
蜘蛛は益虫って言うし、朝蜘蛛は縁起がいいだかなんだかって聞いたから極力殺生はしたくない。
しかし前述の通り私は蜘蛛には優しくできない。
そこで夫の出番となる。
夫はどんな虫でもそっと外に逃がす人だ。
本当に助かる、出来れば私が知らないうちに逃がしておいてほしい。
そして最後に、
私はとても寂しがりだったりする。
おいおいおい、今まで散々1人がいい1人が好きって言ってたくせになんなんだよと、
そんなセリフが聞こえてきそうだ。
そうなの、自分でもそこは本当不思議なんだけどね。
1人は好きだけど、独りにはなりたくないの。
誰か自分のことを気にしてくれる、
喧嘩しても家族だと思ってくれる、
そんな人が近くにいてほしい。
朝起きたらおはようを言いたい。
先に出勤する夫に行ってらっしゃいを言いたいし、
帰ってきたらお帰りを言いたい。
一緒に夕飯を食べて他愛もない話をしたいし、
寝る前にはおやすみを言いたい。
それが全部独り言だったらとても寂しい。
伝えられる、聞いてくれる相手がいるということはとても幸せなことだと思う。
1人の時間はとても大事で邪魔されたくないけれど、
全く人と関わりのない独りぼっちは嫌なのだ。全く、我儘な性格をしている。
凄く長く語ったが、
私には一人暮らしが出来るほど出来た人間ではなかったのだ。
一人暮らしをしたら部屋も身も汚いわ、
夜は寝れない、トイレも風呂も入れない、
蜘蛛が出たら対応ができない、
独りぼっちは嫌だ。
これはまた…ʅ( ・᷄֊・᷅ )ʃ
夫よ、本当にいつもいつもありがとう。
貴方がいてくれるお陰で私は普通の人間になれている気がします。
結婚してくれて本当にありがとう、これからもどうぞどうぞ末永くよろしくお願いします。(土下座)
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