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オキシトシン

シンガポールからこんばんは、
パンダママです🐼

オキシトシンという幸せホルモン。最近では結構有名になりましたね。結婚するちょっと前に、母が仕事でお世話になっている小児外科のドクターに、初めてオキシトシンの話を聞きました。
人と人が触れ合うと幸せホルモンが分泌される、何よりもよく分泌されるのがお母さんが赤ちゃんにおっぱいをあげる時なんだよ。
という素敵な話を、目を輝かせながら聞きました。いつかそんな日が来るのが楽しみだなと。

息子が生まれてその意味がすごくよくわかりました。
おっぱいを上げた瞬間に、ふわーッと身体中に花が咲くような幸せな気分を感じ取りました。これがオキシトシンか!と私の中で納得。
我が子との触れ合いの中で感じるオキシトシンの分泌、すなわち幸せによって、眠気や疲れも忘れて子どもを育てられるんだなと、母になり思いました。
私はこのオキシトシンを感じる感覚が大好きです。赤ちゃんの時ほどではありませんが、いまでもふわっと幸せを感じます。

今日で1歳8ヶ月になる我が子。
そう、いまだにまだおっぱいを飲みます。

断乳することは考えていなくて、きっと1歳過ぎたあたりで、卒乳するんだろうなと思ってましたが、寝る前は必ず、夜中や朝方目が覚めた時にはパイパイと言いながらおっぱいを求めて泣いています。
翌日の活動に影響することもあります。
頭をよぎるのがそろそろ断乳すべきか。


先日初めてお会いした、先輩ママさんに断乳の話を伺いました。
お子さんが1歳7ヶ月の頃、1ヶ月前からカレンダーに丸を付けて『この日が来たらおっぱいにお顔できるよ、そしたらバイバイしようね』と毎日話て、その日を迎え、ご自身でおっぱいに顔を描かれたようです。
おっぱいに顔がついた当日、お子さんはおっぱいとのお別れに泣き出し、二人でおいおい泣いておっぱいの終わりを迎えたと聞きました。
お仕事もされていての、1歳7ヶ月までの授乳はとても大変で、悩みに悩んだ結果だと思います。その後は、すっとおっぱいをやめられて朝までぐっすり寝るようになった、今思えばやめてよかったと思う、と話しておられました。

私はその話を聞きながら、泣いそうになりました。


もう一人、息子より2ヶ月早い男の子を育てられているママさんとお話しをしました。
ご主人はオランダの方で、ママもバリバリ働かれての30代後半での出産、とても落ち着いてらっしゃる方です。ご主人が欧米の方ということもあり、子育ての仕方や考え方も欧米風です。

そちらの息子さんもまだおっぱいを飲んでいて、どうする予定ですかと聞くと、求められるまでは与えようと思うと笑顔で話してらっしゃいました。

断乳するも、卒乳を待つも、それぞれの家庭の考えや状況がある。
お二方のお話を聞いて、とりあえず私はもう少し、パイパイ依存症の息子におっぱいをあげようと思います。オキシトシンを感じる幸せをまだまだ味わいたいので、あげたいというのも本音です。

パンダママでした🐼