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Children's Day

シンガポールからこんばんは、
パンダママです🐼

長男(3歳8ヶ月)がシンガポールのプレスクールに通い始め5ヶ月。
なかなか面白いイベントが多く、息子も私たち親もとても楽しませてもらっています。

息子が通うローカルインターナショナルスクールは、親が子どものスクールライフをサポートすることに、大変重きを置いています。

入園早々の母への宿題はBrilliant bug ballという昆虫をモチーフにしたイベントのコスチューム作りでした。
ちょうど家に赤と黒の大きめのフェルトがあったので、てんとう虫のマントを作りました。


その後も、建国記念日は国旗カラーのドレスコートだったり、海外の食事について学んでいるので、ママ達は食べ物のクラフトを持ってきてね、ある時はCrazy hairで登校してね!など、こちらも楽しませてもらっています。

9月にはTeacher's Dayという日がありました。先生方に感謝を伝える日。
日本のお菓子メーカーのサブレと、息子と一緒に絵を描き、先生と写った写真を切り貼りしたお手紙をプレゼントしました。


そして10月7日はChildren's Day
シンガポールの子どもの日ですね。
当日はスクールホリデーなので、前日にChildren's Dayイベントとして、近くの公園でピクニックとの連絡がありました。

子どもたちのピクニックのために、healthyなハンドメイドフードを持ってきてねとのスクールからの連絡。
チーズサンドイッチ、クッキー、カットフルーツ、チキンナゲット、フィッシュボールなど。
注意としてはハラールでナッツフリー。
との事でした。


何にしようかと悩んだ挙句、卵アレルギーの我が子も食べられるエッグレスのバナナマフィンを作ろうと前日夜な夜なハンドメイド。
が、焦がしてしまい呆気なく失敗に終わりました。

どうしようかと次の作戦を考えている時に
『ピクニック=おにぎり』と言う、
日本のオーソドックスに辿り着きました。

ピクニック当日、朝から子ども用のふりかけを混ぜ込んだ、小さめの三角おにぎりを24個作りました。衛生的かつ食べやすいようにラップで握り、もちろん海苔もつけて。

ブロンドヘアーのガールやイギリス出身のお友達、シンガポーリアンの子たちにも食べてもらえたらなぁなんて思いを馳せながら握りました。

制服を着て、いつもその日の気分で帽子を選ぶ息子は、ピクニック!特別な日!との認識があるようで、ちょっとキザな麦わら帽子をチョイス。
ずっしりとしたお弁当箱を持ち、いつものようにスクールバスで登園。

ここ最近、シンガポールは天気の変動が激しく、母は天気を気にしてそわそわ。
朝はお天気だったのに、ピクニック予定時間に大雨が。
室内ピクニック楽しめたかなぁなんて思いながら息子の帰りを待ちました。

帰るなり息子は
『おにぎり四つも食べたよ!ピクニックしてたらどんどん雨降ってきた!』と報告してくれました。

そして驚いたのはその後のこと。
息子のカバンが何やらいつもより重く、プレゼントいっぱい貰った!と話す我が子。
帰って鞄を開けると、お絵かきセットや絵本、水筒などプレゼントがわんさか出てきました。
手作りの名前の入った可愛いブレスレットも!

担任の先生やサポートの先生、日本語担当の先生など色んな先生からプレゼントを頂いてきたのです。
母はとにかく驚き。

Teacher's dayのプレゼントのお返しのよう。なるほど、バレンタインデーに対してのホワイトデーのようなものなのか!と私なりに解釈。

夜、ピクニックの様子の写真が担任の先生が共有してくださりました。

芝の上にレジャーシートを敷き、ママたちが持参した国際色豊かな食べ物を、制服姿の小さいchildrensが、楽しそうに美味しそうに各々好きなものを頬張っていました。
息子は一人だけ麦わら帽子をかぶり無邪気に楽しんでいる様子でした。
集合写真で誰一人帽子をかぶっていないなか、一人だけ麦わら帽子を被っている息子。個人の意思を尊重してくださるところも、とても嬉しい。
日本人の息子のベストフレンドも私のおにぎりを食べてくれていて嬉しくなりました。
さらにはそのおにぎりを不思議そうにイギリス人の女の子が見ているのもなんだか嬉しい。


なるほど、スクールの方針である、親も子どものイベントに積極的に参加することの良さは、ここにあるのか。

考えたり時間を費やしたり、参加することで、得られる喜びだなと感じました。

いい経験をまた一つさせてもらいました。


パンダママでした🐼