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シンガポールからこんばんは、
パンダママです🐼
私は歴史に興味がありませんでした。
どの時代を切り取っても、どの国の歴史も、どうも興味が湧かず、積極的に知ろうとした事がありません。
半年早くシンガポールに単身で渡った夫が歴史を知らないといけない、と繰り返し言っていました。同じく歴史には無頓着だった夫が、です。
昨日のナショナルデー。
シンガポール全土でバースデーを祝うムードで大変盛り上がっていました。
もちろん私たち家族もテレビの前で赤い服を着て、初めてのナショナルデーを満喫しました。
8月9日がなんの日かをはっと気づいたのは夕方の事でした。
日本のテレビを見る事がなくなり、ニュースもあまり積極的にみないようになったから、と言う言い訳はしません。
日本人として、75年前の日本で起きた悲劇に思いを馳せねばならない日に、危うくシンガポールの誕生日のお祝いでスルーするところだったんです。
そして同時に感じたのが、シンガポールのナショナルデーについてもちゃんと知らなかった事。昭南島時代のことも、どのように独立したかも。リークアンユーさんのことも。
シンガポールで暮らしていて、最低限の知識もない事。
日本人なのに原爆投下の日を忘れかけていた事。
いずれも私の歴史に対する無頓着による結果だと思います。
自分自身が心底恥ずかしいと思いました。
数年前に
クワイ川に虹をかけた男 満田康弘監督
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/クワイ河に虹をかけた男
と言う映画を見ました。その後に著書も読みました。
内容は、第二次世界大戦中、タイとミャンマーを繋ぐ泰緬鉄道建設にあたり、日本軍が敵国の軍人を捕虜として強制労働させたことへの、戦後処理を生涯にわたって行った、永瀬隆さんの人生を記録した映画です。(永瀬さんは岡山出身の方です)
私はこの映画を見て、衝撃を受けました。
日本軍が敵国の兵士を強制労働させ、激しい拷問を繰り返してた。
日本が被害者としての戦争のことは、学校でもよく習いましたが、日本軍がやってきた事実がとても残酷だったこと、そしてそれを全く知らずに大人になったことに対しての衝撃です。
この時、歴史を知らないといけないと思ったはずなのに、その後も知る努力を怠ってきました。
今の私にとって、歴史を知ることはwantでもshouldでもなくmustです。
知る努力をしなければならないと思った日でした。
日本の歴史も、シンガポールの歴史も、世界の歴史も、知る努力をします。知らなければならないので。
何から始めたらいいかは手探りです。まずは本日ナショナルギャラリーに出向きました。それから、次のステップはオリラジあっちゃんのYouTube大学にお世話になろうと思います。
後はやっぱり読書かな。
パンダママでした🐼