男友だち



昨日掲げた日記と並んで、10代後半に過ごした忘れられない仲間たちとの思い出をつづってある。

ちなみに
多くの新卒生がそうであるように、
(…いや、そんな事はないかな汗)
学校を卒業しても、いつまでも昔の仲間との記憶が消えない。

特に高校まで悶々と自己と向き合っていた私は、大学で心を開放させてくれた環境から離れがたくて
新しい社会で壁にぶつかる度に、楽しかった思い出に逃避していた。






2014/7 記録

学生時代の部活仲間とは、
先輩後輩含めてとても密な時間を過ごした。


一緒にいる時間が長いから
どうしたっていろんな事がおこる。
私たちは気づけばいつもつるんで
些細な事で一喜一憂した。


やがて恋愛が生まれ
さらに片思いは連鎖するのか、
仲間うちで矢印が一方通行する事もあった。


なす術無しってヤツだ。



煮詰まりきってる私を
ただ黙って原付の後ろに乗せて、
真夜中走ってくれた男友だち。

彼は彼で悩みを抱えていたから…

お互い顔を見れば近況を打ち明けるカンジで。
仲間としていられる、あったかい人だった。




「ボーイフレンド」 杏里


作詞  吉元由美
作曲  杏里


全然 恋の相手にならない
関係だったね
授業抜けて 第三 飛ばす
あなたが フラれた日

紺のスーツ 誰も思い出を隠し踊る
最後のFarewell dance

You are my Boyfriend わがままでも
不思議なほど 許し合えた
ずっと Boyfriend 優しいのは
何も持たず 出会ったから      ♪




彼とは卒業以来会っていないが、
何年かして仕事で海外に行ったと聞いた。

ある年の年末、ひょっこりクリスマスカードを送ってくれた。

広い世界に羽ばたいた彼を頼もしく思う。



ホントは
私は男女の友情は信じない。
だけど
この仲間たちだけは
あり得ない何かを信じていたい。






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