全てには命があるという事。
私は今まで生きてきて、長い時間の自粛なんて考えた事もなけりゃあ、想像をした事もなかった。
家にずっといて、考えた事と言ったら
暇だなあ…
いつまで続くんだろう
これからどうなっていくのかな…
出かけたいな…
自分の周りの人で感染する人が出ませんように…
自粛が明けたら、色んなところが大変だろうから外食をいつもより多くしよう、久々にライブも行こうかな?
とまあ、こんな感じだ。
自粛が明け、久しぶりに隣の駅に徒歩で行ってみた。(隣の駅はおしゃれなお店が沢山並ぶ街)
シャッターが閉まっているお店が目につく。
(まだ開けないのかな…)
と思ったけど、よく見ると看板そのものがない。辞めたみたいだ。
また違う場所は工事中だった。
(ここって前は何だったっけ…確か雑貨屋さんみたいのが入ってたような…)
いつも通る道にある、いつか入ってみたいと思っていたおしゃれなカフェもがラーンとしていて、無くなっていた。
今は開いていても閉店セールの紙を貼り出しているお店も目につく。
もう閉める事は決まってしまったみたいだ。
もちろん今回の自粛で、やっていけなくなるお店などが沢山ある事はツイッターやニュースを見ていて知っていたけど…想像以上だと思った。
20代前半はよくライブにも行っていたけど、よく行ったライブハウスも閉まったと知った。
別に理屈なんてないけど、お店やライブハウスいつ行ったってそこにあって、懐かしいなあ…これこれ!みたいな気持ちにいつでもなれるような気がしていた。
いつまでも当たり前にある事なんて何一つないのだと、しみじみ感じてしまった。
自粛明けたら、久々に行こうと思っていたライブハウスも、いつか入ってみたいと思っていたおしゃれなカフェも…もう存在しない。
いつか行ってみたい、入ってみたい、食べてみたい…誰にでもそんなお店や、場所が1つはあるんじゃないかと思う。
いつか…!と思っているだけじゃあ、興味すらない人とあんまり変わらないだろう。
見た目でいったら同じ。
なくなってしまったものは、もう戻ってこないけれど…
いつかを今!
しようじゃないか。
お腹いっぱいシャウエッセンが食べたいです。