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ベトナムで歯医者に行ったはなし

ベトナムの歯医者に行ったので、noteに記録しようかな〜と思います。
人間が生活していて、同じことをするのにも国によっていろんなスタンダードがあるっていうのが、おもしろいな〜って思います。だから、記録します。


去年の8月くらいに、冷たいものが歯に染みるようになって、これは虫歯だなーと思ったので会社の社長(ベトナム人)が行っている歯医者を紹介してもらい、虫歯を治療しました。
その時に行った歯医者さんは普通に綺麗だったし、機材も日本で見るものと一緒(多分)だったので、直感的に「大丈夫だな」と思ったのを覚えています。
その時はレントゲンをとって、はい、ここが虫歯ですね、もしかしたら神経まで行っちゃってるかもしれないので神経ぬかなきゃいけないかもしれないです→神経抜きます→ちゃんとした被せ物しますか?と聞かれて、被せ物をするなら1万円くらいかかりますと言われ、できるだけお金をかけたくなかったのと、何度も会社の人に通訳のためについて来てもらうのが悪いなーと思った私は、ちゃんとした被せ物をせずに仮?のようなもので終わらせてしましました。
今になって思うと、ケチらずにちゃんと治療しておけばよかったなーと思いました。

その時はなんと、2回だけ通うだけで歯の治療が終わってしまいました。やっぱり、日本の歯医者さんて時間かかるんだな、と実感。

そして今年に入ってから。ナッツを食べていたらガリッと感じて、あ、これナッツじゃない、と思ったら、歯が欠けた。
早く歯医者に行かなきゃなーと思いつつ、仕事が忙しくてなかなか行けず、2ヶ月くらい経って、会社のベトナム人の女の子についてきてもらってやっと行ってきました。

前と同じ歯医者さんなのですが、違う店舗でした。
Nha khoa viet uc(意味は、ベトナム・オーストラリア歯科)という歯医者さん。
ベトナムでは欧米の国の名前が付いた歯医者さんをよく見かけます。
Nha khoa viet my(ベトナム・アメリカ歯科)とか、Nha khoa viet y(ベトナム・イタリア歯科)とか。やっぱ、欧米の方は歯に関して発展してるっていうイメージなのかな。

で今回行った店舗はNha khoa viet uc laxaryっていう店舗でした。ラグジュアリーって、何が違うんだろう。。。ラグジュアリーって最後につくお店、結構あるある。ちょっと内装がきらびやかな感じだったりする。それ以外は他店舗と同じってのもあるある。

院内は綺麗でした。スタッフの方も優しい。
そしてまたレントゲン→あーここが折れてますね、中は虫歯になってないです→前の治療がちゃんとしてなかったからすぐ折れちゃったんですよ→中を清潔にして、土台を作ってちゃんとした歯を被せましょう。
ということになりました。

被せものは中が金属で外側だけセラミックのもの(約1万円)と、オールセラミック(約3万円)がありますがどちらにしますか
と聞かれ、中が金属のものは時間が経つとだんだん黒っぽくなりますが強度とかはオールセラミックと変わらないですとのことだったので中が金属で外がセラミックのものをお願いしました。
ここまで順調。
これからも順調なんですが。

いよいよ治療です。
やっぱり、日本の歯医者さんの方が丁寧な感じはあります。「もうちょっとですよ〜〜」とか、「熱いの入るので注意してくださいね〜」とかも言われません。それに日本の歯医者さんでは長い時間口を開けっぱなしだったら、はい、うがいしてください、とか、一回閉じていいですよ〜とか休憩の時間を入れてくれますが、ずーっと口は開けっぱなしのまま。
あと、治療中によく先生に電話がかかってきます。
そして作業してる時に普通に電話に出ます。助手の歯科衛生士のお姉さんが、歯医者さんの耳にスマホを当ててあげて、治療してる先生はそのまま話します。
ウィーンと歯を削っていても、暑い針のようなものを口の中に入れるときもお構いなしにながら電話します。
それはちょっとヒヤヒヤしました。


でも、特別痛いとか、麻酔しないとか、そういうのもないです。先生もどうするかきちんと相談してくれます。

で結局、土台作ってる最中に一旦手をとめて、もし中を金属のタイプのものにするなら、もっと歯を削らなきゃいけないです。残っている歯がとても小さいので、オールセラミックだと削らずに済みますので将来のことを考えるとオールセラミックにしたほうがいいですよと言われました。それに、中金属タイプのは歯はおばあちゃんしかつけないですよ。とも言われました。
そして、どちらか決めるときに値段で悩んでいたので、できるだけ安くしてあげます。2回ここの歯医者に来てくれたので、20%安くできますよ。と言ってくれました。え、割引ってありなの?と思いましたが、ありがたい。
優しいなあ。

なので、オールセラミックの歯にすることにしました。
なんやかんやで480万ドン(約2万4千円)にしてくれました。
多分、日本に比べたらかなり安いんじゃないでしょうか。ちなみに、保険なしの値段です。ベトナムでは歯科は、医療保険は適用されません。

そして、今日の治療終了。次は、差し歯が出来上がってからですから。。。3日後に来てください。と言われました。3日後!?早いなー。さすが。ベトナムは、なんでも早いです。
でも3日後は無理だったので、来週の土曜日(一週間後)にお願いしました。
次は取り付けるだけなので一人で来ていいよと言われました。(通訳なしで)


こんな感じで、ベトナムの歯医者さんの話でした。
ちなみに、ハノイには日本人の歯科医師が治療してくれる日系の歯医者さんもいくつかあります。前に1度行ったこともあります。
その時は、初診料とレントゲン代で確か1万円くらいかかりました。
先生もとても優しく、院内もかなり綺麗で、日本と同じような感じでした。ただ、診察料が高かった。。。その時は、「虫歯がありますが、治療をするとかなりの金額になりますので、歯科の保険に入ってからまた来てください。」と言ってくれて、とってもいい先生でした。それで結局、会社のベトナムの方に紹介してもらったローカル歯医者で治療しました。

日本の生活では経験できない世界の当たり前をのぞき見しました。まだ病院は行ったことないです。行ったら記録しようと思います。

おわり。


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