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謙虚とは?

謙虚さはひとつの徳であり、美しさでもあるとされています。
日本人は特に、謙虚であるように教えられる事が多くあります。
それが時にマナーであったり、コミュニケーションであったり。
でもついついやりすぎてしまう傾向もありますね。
やりすぎには注意する必要もあります。

謙虚と卑下は違う

まずは謙虚と卑下の違いを知りましょう。
【謙虚】自分を偉いものとは思わず、素直に他に学ぶ気持ちがあること。
【卑下】自分を劣ったものとし、いやしめ、低い位置に引き下げてへりくだること。
こうやって見ても、大きな違いがあるのがわかります。
けれどいつの間にかひとくくりになって、必要以上に自分を下げることに慣れてしまったりするのです。
何故なら謙虚であることは美しいことだと想っているからなんです。
そして謙虚に素直にいることよりも、自分を下げて卑下するほうが簡単に感じてしまうからなんです。

これの良い例が「つまらないものですが」と手土産を渡す行為です。
これも相手を敬う言葉使いや心遣いの現れでもあります。
時代の背景と共にマナーも心遣いも変化していくものです。

自虐は自傷行為と同じ

話をしている時についつい自虐的に走ることがある人が居ます。
自分をちょっと悪く言ってみたり、それで笑われてみたり。
それもコミュニケーションとして成立することもありますが、自分の心を自分で傷つけてしまっているのです。
肉体的な自傷行為は目に見えて傷が残りますが、自虐的に自分の心を傷つける行為は目に見えにくいものです。
どちらも慢性化し、傷つけることが日常化していきます。
それが当たり前になると、何か褒められたりしても素直に受け取れない事が出てくるのです。

謙虚である時にはこの「素直さ」を発揮することもありますが、卑下するとまるごと受け取ることを拒否してしまうのです。

素直な気持ちとは

素直も美しさのひとつでもあります。
その美しさを自分で発揮した時、どんな風になると思いますか?
人によってはわがままに感じるかもしれません。
けれど「素直」と上手に付き合い、活用すれば良いのです。

まずは自分を素直に認めましょう
自分の気持ち、思い、考え、意見を感じてみてください。
そして人と違う意見や考えがあったとしたら、違いを素直に感じればいいだけです。
自分の意見を卑下する必要はありません。
何が正しくて何が悪いか、ジャッジする必要もありません。
意見は絵の具のように、様々な色があるだけです。
その色の好き好きは、その人の好みの問題です。
青が好きな人に、赤の良さを説明し強要するようなものです。
正しい、正しくないは個人の問題でもあります。
勿論ルールは存在しますが、色が違うというだけなのです。

自分自身の価値を認める

この世に生まれた、というだけで素晴らしい価値があります。
自分の肉体があるというだけで、素晴らしい価値があります。
言葉を理解することが出来ます。
話をすることが出来ます。
ご飯を食べることが出来ます。
眠ることが出来ます。
些細に感じることでも、十分の価値があることを証明しています。
それでももし自分を認められない、自分に価値がないと感じるとしたら何故そう思いますか?
それが他人からの意見が原因とするなら、他人の絵の具で自分の人生に色を塗っている事になります。

自分の人生に、自分で選んだ絵の具で色を塗ることができるとしたら、何色で塗りたいですか?

以下「はい」と心の中で唱えるとダウンロードされます
・謙虚と卑下することの違いがわかります
・私は自分に素直でいることが出来ます
・私は自分を守るということがどんな事かわかります
・私は自分を認めることが出来ます
・私は自分の価値が素晴らしいものだと知っています
・私は自分を愛しています

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