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笑うことから始める

赤ちゃんは生まれてからすぐに、本能的に笑うことがあります。

「笑うことで周りの人達が守ってくれる、優しくしてくれる」

赤ちゃんの自己防衛からだと言われています。
そんな姿を見て、大人たちは守ろうとしたり、可愛がったり、場合によっては癒やされたりすることもあります。
何か言葉で訴えるという事はしなくとも、柔らかい笑顔をするだけで自分も守られ、また周りの人も安心感を得たり、癒やされたりするわけです。
本能が知っているんですね。

またたくさん笑うことで、免疫を高めて、幸せのホルモンを分泌し、健康なからだを育んでいくのです。
それだけではなく「笑顔が安心感をもたらされると感じる」という事は、コミュニケーションのひとつとも認識しているということです。

いつでも笑顔でいるべき?

勿論、時には真剣になり口角を上げる時間も無いこともあります。
仕事だったり、試験だったり、何かに挑戦する時は緊張してしまいます。
そんな時はリラックスを目的に、口角を上げるのも良いでしょう。
例え擬似的でも口角を上げると、人の脳は「笑っている」と錯覚し同じ様に作用するのです。
しかし悲しい時には無理に笑う必要はありません。
無理に笑ったりすると、感情を発散させ消化することができなくなるだけでなく、笑うことが苦痛に変わってしまう事があるからです。
実は、涙の粒は沢山のストレスの塊でもあります。
目からしっかり涙を流すことで、物言えぬ目は悲しみを吐き出すことができるのです。
必要な時にしっかり感情を発散させてあげることが、重要です。

笑うことが減っていく?

子供は感情を発散させることがとっても上手です。
誰かの目を気にすることなく、他の何かに気を取られることなく、純粋にその感情を発散させます。
大人になるとついつい人目を気にしたり、我慢したりする事が増え、感情に蓋をすることもあります。
結果として笑うことも少なくなったり、他のことに時間を使ったりするようになります。

赤ちゃんは1日に400回笑うと言われています。
大人になると1日15回程度しか笑わなくなります。

最近はいつ、大声を上げて笑いましたか?
学生時代なら沢山あったかもしれません。
でも年齢を重ねれば重ねるだけ、笑う以外の時間を重要視してしまうのです。
それが仕事だったり、なにかに集中している時間だったり。
笑いながら仕事ができたらそれは理想的と考えますが、会社勤めとなるとそうもいかないこともあるかもしれません。
ならば一日の始まりや終わりに、口角を意図的にあげてホルモンの分泌を促すのも良いかもしれません。
笑うという選択も、自分次第なのですから。

以下「はい」と心の中で唱えるとダウンロードされます
・私は感情を上手に発散させることが出来ます
・私は心から感情を感じることが出来ます
・私は心から笑うとはどんな感じがするか知っています
・笑いを共有し、共に楽しむ仲間がいると知っています
・私には最高最善の仲間がいると知っています

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