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芯を持つ発信に力を入れる

理想論を語るなら100人の人に見られて全員がファンになってくれた方が良い。

今回はSNS発信におけるインプレッション、アルゴリズムのお話。インプレッションとは投稿したコンテンツがユーザーの画面に「表示された回数」を指す指標です。たとえ投稿に興味を持っていなくても、一度でも表示されればインプレッション1と数えられます。この数字は、SNSなどでの発信活動において「どれだけ多くのユーザーの目に留まったか」を把握するためのベースとなるもの。

多くのSNSではアルゴリズムがユーザーの興味関心や行動履歴、投稿のエンゲージメント(いいね、コメント、保存、シェアなど)をもとに、どの投稿を誰に表示するかを決定しています。例えばスポーツ関連の投稿をいいねをしたらスポーツ関連の投稿がおすすめに上がるようになった。のような形です。

SNS運用をしている方は「より多くの人にリーチしてもらうために、どうすればアルゴリズムに好かれるような投稿を作れるか」を考えています。

そしてこのアルゴリズムの反応は定期的に変わっていきます。だからこそSNS運用をしている方は定期的にアルゴリズムに翻弄されながら投稿の型を少しずつ変えています。

しかし、アルゴリズムを頑張って攻略をし、インプレッションの数が増えても「認知はしているけれど、ファンにはなっていない層」も当然インプレッション数に含まれます。

本当の意味でのファンを増やすには、インプレッションをきっかけとした“興味喚起”から“信頼関係の構築”へ、段階的なステップを踏む必要があります。

そのためには、価値のある情報提供やストーリー性を持たせた発信を行い、継続して「この人の投稿をもっと見てみたい」「このブランドは興味深い」と思ってもらうことが大切です。

どんなにアルゴリズムに適した投稿をしていても、最終的にユーザーを“ファン”にするのはコンテンツそのものの質や発信者の人柄が大きく関係します。特にアルゴリズムに寄せすぎるといつもと違う発信の仕方になったり、安っぽく見えたりと逆効果になっている方もたまに見られます。

だからこそ、SNSではいかに「魅力的な情報を届け、ファンとの信頼関係を築くか」を念頭に置き、発信を継続することが大事です。

ぶれない投稿がひとつのブランディングにもなります。

アルゴリズムに踊らされない運用を心掛けて。

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