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入ったグループはYouTube登録者数100万人を超える人気グループでした

2018年11月なので今から1年以上前の話です。

自分のスマホに電話がかかってきました。

電話相手は後輩のSasukeとあごキング。彼らとは10年くらい前からの知った仲で、彼らは勢いのあるYouTuberをやっていました。
二人の話を聞きました。ありがたいことにチームへの誘いでした。驚いたと同時にやってみたいという感情が湧き、二つ返事で受け入れました。

当時自分は映像製作会社で働いていました。話をもらった次の日、会社の社長にYouTuberになりたいと退職願いを申し出て。それから3ヶ月後、「たまに見て、成功してないと悲しくなるから頑張ってくれ」と送り出してもらい。翌年2019年1月末に退職しました。

10年やったお笑い芸人をやめて、その後わずか1年間の会社員生活をやめて、YouTuberになりました…


普通に考えたら絶対おかしいです。


そんな経歴のやつは絶対おかしいです。ですのでせめて一度もサボることなく生きようと毎日言い聞かせて今日まで生きてきたつもりです。(サボることも多々多々ありました)

それからというもの生活が一変しました。

自分はYouTuberになりました。

YouTuberの生活は驚きの連続です。大人は一年が早く経つと言われていますが、それは「新しい経験をし続ける」子供の頃の方が感覚的に一年が遅く感じるからだと聞きました。

私の2019年は全く早くなかったです。濃厚でした。毎日毎日新しい経験の連続だったからだと思っています。

(これは10年芸人をやった社会経験ゼロの自分が会社員として働いた1年間。その1年間の2018年もそうでした、しかしそれはとても濃い話になりますんで、また今度書きますね。)

YouTuberはとても刺激的です。美味しいものが食べられます、いや食べられ過ぎます。「24時間、家中に吊るした大量のパンを食べ続けるパン食い競争」をしたり、「パンパンの食材をつめた冷蔵庫を空っぽにするまで終われません」などなど大食い企画が多々あります。 

また遠征もしました。初めての韓国での撮影、北海道へもイベントでいけました。ベタですが北海道の回転寿司の美味しさは忘れられません!

また「夏を制すものはYouTubeを制す」というSasukeの合言葉により夏も奇妙奇天烈な企画をたくさんやりました。「虫を100匹探すまで帰れません」や「25mプールサイドに置いてあるコーラを一気飲みしながら5往復泳ぎ続けるレース」(死ぬかと思いました)などなど。死に物狂いでYouTuberをやっていきました。

一年を通して…YouTuberとはなんぞやをほんの少し理解できた気がします。

YouTuberは地味な職業です。

ギリギリまで粘って企画を考え、撮影をなんとか終え、ひたすら家にこもって編集しやっとの思いで投稿時間を守る。常に新着動画に追われて生きてます。

一つ一つに思いを込めて地味な作業を続けてなんとか動画を作る、そしてスキップしてもらいながら雑誌感覚で動画を見てもらう。
この毎日投稿の生産リズムは昔自分たちが憧れた墨まみれの漫画家さんのようで格好良い、なんて思います。そんなことを言ってられるほど余裕ではありませんが…

毎日の動画の反応をみるのはとても楽しいです。多くの賛否を受け。次の動画へと移行する。本当に忙しない毎日ですが。みんなで作った動画が毎日評価を受けるのはなんとも言えない幸福感があります。

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少し自覚が芽生えました

自分が加入してから1年が経ちました。加入した時60万人だったチャンネル登録者数は今現在100万人を超えました。

ものすごいことです!

ある日ショッピングモールで小さい子供に声をかけられました。「昆虫採集100匹の動画面白かった!」そうと言われた時に、ほんの少し実感が湧きました。その子の様に、まだあったことのない多くの人が毎日投稿を見てくれている、この状況はものすごいことです!

今グループはさらに成長を遂げました。

今では少し「自分はYouTuberなんだ」という自覚が芽生えてきました。

動画を作る楽しさを感じます。なる前には知らなかったYouTubeの世界も徐々に知れました。芸人の時みたいなライバルもいます。賞レースのように比較もされます。

一度捨てた夢が戻ってきた感覚です。

戻ってきたからには全力でやりたい。

一年前は人気グループに入ってしまい少し恐縮でした…

けれども今は貪欲に!やってやるぞと引っ張る気持ちで。

いつまでYouTubeで活動できるかわかりません。わかりませんがどうなろうとも、2018年11月にもらった電話での、あの時生まれた感情を忘れずに挑みたいと思っております。

チャンネル登録している方本当にありがとうございます。

まだの方は、ご登録お待ちしております。

会うことができないですが多くの視聴者さんの顔を想像して、みんなで楽しく動画を作っていきます!

それでは!またいつか更新します。

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