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大阪杯・データ/ラップ分析

※レース前日まで随時修正を加えますので、最終決断は当日ご確認ください。

大阪杯_予想

過去のラップと想定ラップ


まずは阪神芝2000mのコースを👇
正面スタンド前直線右の4コーナー出口付近からスタート。
スタート後に急坂があるため、ペースは落ち着きやすい。
1コーナーまでの距離は325m。内回りコース使用で、一周強回る。
最後の直線距離は約357m。
残り200m付近でゴール前の急坂。


大阪杯の過去のレースラップがこちら👇
1F辺りのタイムが最遅12.5秒〜最速11.5秒と、高低差の少ない持続ラップになる年が多い。


想定ラップはこちら👇
コース形態の関係で瞬発力勝負になることは無く、スタート後の急坂で前半のペースが落ち着き、向正面から下り坂が続くので後半のペースが上がりやすい。
持続力+ロングスパート力が求められる。



参考データ


過去の勝ち時計、上がりタイム・・・
2022年を除く過去9年では前傾になったのが重 or 不良馬場だった21年と15年のみなので、
良馬場で前傾ラップになった22年は特殊だったことがわかります。


枠別、馬番別では・・・
枠別で見ると外枠有利に見えるが、馬番別で見ると2桁馬番からの好走は4頭のみ。
その4頭はいずれも4番人気以内の人気上位馬だったため、穴馬の好走には1桁馬番が必要かもしれない。


人気別では・・・
小波乱の余地はあるが基本的には人気サイドの好走が多く、2桁人気の馬券内は0。


所属・性別では・・・
圧倒的に西高東低の傾向。
ピックアップデータでもう少し詳しく分析します。


年齢別では・・・
5歳以下の好走がほとんどで、6歳以上には厳しいデータ。
しかし今年から改定された負担重量の引上げによる影響もあるため、年齢別データは慎重に扱いたい。
こちらもピックアップデータで取り上げます。


脚質別では・・・
基本的には前目が有利なレース。


上がり3Fの順位別では・・・
瞬発力勝負ではないので、速い上がりは必須ではない。


前走クラス、前走レース別では・・・
ある程度の格が求められるレース。
前走G3以下を使って2着以下の馬、近1年でG3以下のレースで勝ち負け出来ていない馬は厳しい。



ピックアップデータ①


・関東馬の成績不振について

G1昇格後の過去6年に絞っても0-0-1-22

出走馬のレベルが低かったのでは?
と気になったので過去10年の関東馬の人気と着順を調べてみました👇

上位人気の馬も大敗とまではいかないまでも
バンバン飛んでます😅

初輸送の馬が多かったのでは?
と思い調べてみましたが該当馬は31頭中8頭。
明確な理由は定かではありませんが、関東馬はやはり注意が必要そうです。

今年出走の関東馬👇
スターズオンアース(想定1番人気)
ヒシイグアス(想定2番人気)
ノースブリッジ(想定10番人気)
ラーグルフ(想定11番人気)
アラタ(想定17番人気)



ピックアップデータ②


・6歳以上馬の成績不振について

これだけを見ると6歳以上の馬は軽視かな…
となりそうですが今年から改定された「負担重量の引上げ」は
キーポイントかもしれません🔑

当然ですが基本的に
若い馬が強いレース → 速い時計で決着
6歳以上でも好走するレース → 遅い時計で決着
する傾向があります⏰

・斤量が増える=勝ち時計が遅くなる
・勝ち時計が遅くなる=6歳以上馬でも対応できる
※もしくは単純に馬格が足りない馬には不利になる

大阪杯も過去のデータだけ見れば6歳以上の馬には厳しい傾向ですが
年齢だけで切るのは危険かも🤔

負担重量の引上げによる影響をこちらの記事で調査していきます👇
https://note.com/panda_engineer/n/n8fd65c8526f1



各馬の好走ラップ ※()内は着差



同舞台で行われた秋華賞のラップが非常に優秀で、ラップ適性は高い。
ここまで操縦性の高い馬にルメールが乗っていれば馬券外は想像しにくい。
世代レベルが疑問視されるが3冠を取れたレベルにある馬で、オークスや秋華賞の走破タイムもアーモンドアイと変わらない。
成績不振の関東馬でも本命候補。


過去のラップからは瞬発力より持続力・タフさが求められるレースで好走しているので
適性は高いし能力も十分。
しかし関東馬+7歳馬というマイナスデータのW該当。。
最も悩ましい1頭。


近2年のジャックドールには
勝ったレースは後傾ラップ、負けたレースは前傾ラップという特徴がある。
※香港Cは海外レースでラップが取れないため不明
この特徴を考えると、明確な逃げ馬不在の今回は自分のペースで競馬できる可能性が高く、
鞍上も武豊であれば不安は少ない。
ラップの適性は若干瞬発力寄りなので高いとは言えない。


非根幹距離の持続ラップへの適性が抜群に高い。
大阪杯より宝塚記念で狙いたいタイプで、今から本命宣言。
今回は鞍上弱化に加えオッズ妙味が低いため軽視。
ヴェルトライゼンデはジェラルディーナと適性が近く、
非根幹距離の持続ラップを最も得意としている。はず。
であればこの馬も狙いたいのはどちらかと言うと宝塚記念。
鞍上も含めオッズ妙味が低いので軽視したい。


萩Sで瞬発力ラップ、ホープフルSで持続ラップ、中日新聞杯でロングスパートラップを好走と
未だに得意な適性が分からない馬。
実力的に今回軽視したいが、過去の傾向からは血統面で気になる存在
(斤量58キロのディープインパクト産駒は成績が落ちると言われるが・・・)


どちらかというと瞬発力ラップが得意なイメージだが
毎日王冠では先行して好走。
ただ2000mはベストな距離とはいえず脚質的に後方になりそうな点と鞍上変更もマイナス。


ラップ適性は高い。
能力的にどこまで通用するか。
勝ち切れてないが大崩れもしないので大敗は無さそうだが。


ジャックドールが楽逃げした場合、恩恵を受けるのは番手に付けそうなこの馬。
そのジャックドールに唯一絡んでいきそうなのもこの馬。
どちらかというと前者の可能性が高く注意が必要。


ラップ適性・コース適性が高く、脚質も大阪杯向き。
前走は前が壁となりまともに追えていなかったので度外視。
斤量改革で過去のデータが通用するかは未知だが、血統面からも評価でき
相手には抑えたい。


過去の好走ラップや使ってきたレースがヒシイグアスと似ていて
実力的には若干ヒシイグアスの下位互換という印象。
今回は厳しいか。


阪神芝2000mの成績は3-1-0-0とパーフェクト。
近1年は好走できていないが条件や斤量がマッチしていないので参考外、むしろ思ったより負けていない。
マリアエレーナと同じく血統面は最上位で、斤量改革の影響がどこまであるか未知だが期待したい。


能力面で厳しい。



印 ※枠順決定後に更新予定


◎ジャックドール
○スターズオンアース
▲マリアエレーナ
△ポタジェ
☆ヴェルトライゼンデ
☆キラーアビリティ
☆ノースブリッジ
☆マテンロウレオ
☆ヒシイグアス



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