スマホ活用セミナーの作り方
先週末にスマホ活用セミナーの講師をしました。今回は長崎県内の自治体が主催する、高齢者向けのセミナー講師を担当することになりました。
現在はSEをしていますが、以前は専門学校の講師をしていたこともあるので、講座の準備自体は身構えることなくやれています。
今日はそんな僕のスマホ活用セミナーの作り方、要するに講座の準備について少しお話をしたいと思います。
準備としては以下のような流れで行います。
主催者からのヒアリング(講座の目的・必ず入れて欲しい内容・ターゲット)
MindMapで関連用語を中心に枝を広げていく
MindMapの結果から軸になる項目を抽出して、箇条書きにする
箇条書きにしたものを話しやすい順番に並べ替える
順序を決めたらスライドに入力する(この時だけPCを使う)
スライドを見ながらセミナー受講者との質疑応答をイメージする
ひとりでセミナー受講者と講師の役割をしながらひたすら喋ってメモ。
このメモがセミナーで喋るときのネタ帳になる
喋りながら順序に違和感を感じたらスライドに反映する(この時もPCを使う)
スライドを操作しながらスムーズに喋れるまで何度かリハーサル
セミナーの準備は以上になりますが、その大半を手書きで行うようにしています。そんな時に役に立つのが100均に売っている子ども向けの「らくがき帳」です。無地なのでMindMapで図形を描きやすく間違ったらどんどん紙を変えてメモを作っていくことができるからです。
今回のセミナーは2時間コースでした。講師歴も長くなってきたので「2時間でこれくらいは喋れるな」というのは体感で分かります。でもMindMapを作るときは時間を無視して連想できることを全部書き出しておく方が良いという考え方です。ただ、「ひねり出す」ということはしません。これをやると喋るときに力が入りすぎてしまって、結果的に脱線しまくることがあるのを経験上知っているからです。