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-第2弾-とある方のYoutube投稿を受けて

あけましておめでとうございます
本年も興味の赴くまま、気ままに更新していきたいと思いますので、お付き合い頂ければ幸いです。

さて、新年一発目の更新は、シリーズ化しようかな?とも考える
”とある方のYoutube投稿を受けて”です。
今回もとある動画を見て、私が思ったことを書き連ねていこうと思います。

今回ご紹介する動画

前回もご紹介した「E-CarLife with 五味やすたか」チャンネルより、2022/01/09に投稿されたこちらの動画

動画の前半はサムネイルにあるBMW iXのインプレですが、後半は五味康隆氏が《今感じていること、思っていること》を語っています。
約40分の動画なので、今回のiXにご興味のある方、最新のBEVがどうなっているのか気になる方は、是非前半から飲み物片手にゆっくりご覧になってください。私がこれから触れていくことは動画の15分過ぎごろから、五味さんが語っていることに対して反応していきたいと思っています。

iXのインプレに対して

一応、iXのインプレを受けて、最近EV系のインプレを色々視聴して興味は湧いているので、このEVの世界観として各社が思っている「静かで穏やか、上質な走り」を今年上半期の間に何か触れたいなと思います。
私が触れたことのあるモーターの世界は、代車として貸してもらった330eですが、乗った時はモーター走行にまったく興味が無かったので、(ちょっと燃費向上するんだろうな)ぐらいの感覚しかありませんでした。今思えばもっとしっかり体験しておけばよかったなと思いますが、めぐりあわせですから、色々と時期を見ながらトヨタのハイブリッド車両、日産のe-power系、ホンダのe:HEV系など、試乗予約をして体験したいと思います。

五味さんが語る「今思うことに」対して

さて、本題です。
動画後半の『五味さんが思うこと』に対して、私が感じた事を書き連ねていきます。

「時間」のお話

このiXや日産アリアなど、コンセプトが発表されてから実際に販売モデルが登場するまでの時間がかかりすぎているのでは?という話から、時間のお話が最初にされています。

iXのコンセプトとされるiNEXTが初公開されたのは2018年のジュネーブモーターショーです。早くからモータードライブの世界を取り入れているBMWでも、このiXはコンセプトから販売モデルまで4年かかっています。
日本でも日産アリアが2019年の東京モーターショーで初公開されてから、販売モデルが発表されたのが2021年なので3年かかりました。
ですが、これからのモデルはコンセプトから販売モデル発表までもっと短期間になっていかなければ、ユーザー側の購買欲を満たすことは難しくなるでしょう。

昨今におけるモノづくりは10年前に比べて『から質』に変わってきました。一昔前の大量生産・大量消費が当たり前だったころは如何に「安く・大量に作るか」が重要でしたが、現在は如何に「質の高い製品を速く提供できるか」が重要になっています。
コンピューターの進化に伴い、シミュレーション技術が格段に進歩したことで、コンピューター上に3次元データとして実車と同じサイズでデータを作ることが可能になりました。それによって、実際に試作品を作らなくてもデータを使った検証・試験が可能な範囲が広がっています。
また、試作品を作る場合、これまでは試作用の金型を作ったり、複雑な形状は職人による削り出しで製作が必要になるといった時間とコストもかかっていましたが、作った3Dデータを元に、3Dプリンタによる試作が可能になった為、作った3Dデータを元に、3Dプリンタによる試作が可能になった為、時間もコストも削減することが出来る様になりました。
こういった技術によって開発スピードは30年前に比べれば格段に速くなりました。

また、通信技術の発達で情報をリアルタイムに取得することが可能になったことも、時間やコストの削減につながった一因と言えるでしょう。
今では手のひらに収まるサイズの端末が500Mbpsを超える通信速度でインターネットに接続し、世界中の情報をすぐに手にすることが出来る時代です。
しかし、WWW(World Wide Web)が登場したのは1989年です。
それから約30年、最新の通信システムの「5G」の最大通信速度は20Gbpsと言われています。そんなインターネット通信ですが、2000年よりも前は最大で64KbpsのISDN、2000年初頭でも最大で12MbpsのADSLでした。
2000年当時のインターネット普及率は37.1%でした。
25~30年前は情報が動くのはテレビやラジオといったマスメディアの影響が大きく、人を介した情報伝達に制限されていたことで、速度感というのは今と比べるとかなりゆっくりでした。
2003年から導入が始まった光ファイバーを用いた光通信の登場によって最大で1Gbpsの速度が可能となりました。インターネット普及率は64.3%と約2倍になり、電話やFAXが主流だったものが徐々にメールに置き換わっていく様になったのはこのころからと思います。
2010年からは本格的にスマートフォン端末が普及し始め、3G、4G回線が主流となっていきました。そして2020年末からは5Gが登場し、更なる高速・大容量通信が可能な世の中へ進んでいます。今では日本におけるインターネット普及率は約9割にまで拡大しており、誰しもか簡単に情報の取得・発信を行うことが可能な世の中になりました。
高速・大容量通信が可能になったことで、これまで紙の図面をプリントアウトしたものを発送していたものが、データを送るだけで完結する様になりました。これによってモノづくりの現場でも格段にスピードアップが図られるようになりました。これから更に3Dデータの活用が進めば、2次元図面という形式は補助的な意味になるでしょう。そうなると設計で作った3Dデータをそのまま3次元での加工を行える加工機へ送って製品を作ることが可能になると、更なるスピードアップが進むでしょう。

時間はお金と同じ資源であるというお話

こうして色々な場面でスピードアップが必要とされている昨今、更なる効率化を図っていかなければいけません。

今の10代~20代が過ごしている「若者の時間」と今30代以上が過ごしていた「若者の時間」は世界情勢も世間の価値観も違います。

動画内でも「今の20代は上から色々言われると思うが、自分の信じた道をしっかり進んでほしい」ということを語っていらっしゃいました。
私もそれは同感ですし、自分自身もその精神でやっていかなければ!と改めて思いました。

「将来はこうなりたい」、「自分はこういう人間になりたい」
誰もが思うでしょうし、そういった目標やゴール設定は大事です。
ですが、言う“だけ”では意味はありません。
言う”だけ”では絵空事です。
ただの妄想です。
言う“だけ”、思う“だけ”は簡単です。
行動を伴うかどうか。これが大変ですが、非常に大事です。

自分の信じた道、進みたいと思う道に対して100%でぶつかれば、その結果は「今の自分が100%やった結果」という『他人の意見が介在する余地の無いモノ』になります。その結果を元に自己分析を進め、次に何をするべきかを考えながら、更に行動に移すことで、自分の掲げた目標に近づくことが出来るでしょう。

インターネットが進化し、誰でも簡単に情報取得・発信が出来るようになったことで、口コミやSNSといった形で他人の評価や声が入ってきやすい今の世の中ですが、誹謗中傷の様な声や相手を貶めようという声(感想)に反応するのは、時間の無駄です。

ですが、自分の発言や行動に対する『意見』には耳を傾けることは大切です。その意見には自分の見えていなかった視点や観点が含まれる可能性があります。そういった客観的意見は大事にすることで、自分の考え方をブラッシュアップすることも出来ますし、次の行動が変わってきます。
「感想」と「意見」をしっかり見極めて自分に必要な情報を取捨選択する力も身に付けることで、自身の学びや知見を広げることを加速させてくれます。スピードが求められる時代、こういったところで周りとの差を付けられるようにしていきたいですね。自分もそれを信じて今年一年は色々とチャレンジしていく年にしたいと思います。

余談となりますが、現在の日本人の平均寿命は2019年のデータで84歳です。地球上に生活している以上、1秒は平等に与えられます。そして60秒で1分、60分で1時間、24時間で1日、7日で1週間、約4週間で1か月、12か月で1年、そして1年は365日です。
平均寿命通り84年で死去したとすれば、生きている日数は3万700日ほど、時間にすると73万6千時間、分にして4,415万分ほどです。
睡眠時間は平均で8時間で計算すると、実際の活動時間は73万6千時間の3分の2程度、つまり約50万時間となります。もっと言えば生産年齢人口とされる16歳~65歳の約50年での活動時間は、30万時間ほどになります。
この30万時間、どうやって過ごすかによって自身の老後の生活が豊かになるかどうかが決まると言っていいでしょう。

物事を始めるにあたり、「遅すぎる」ことは特殊な資格や職業などの例を除いてほぼありません。『やりたいことに全力で向き合えるか』が重要です。
今年の干支は寅年、もっと細かく言うと壬寅(みずのえとら)です。

十二支や十干は数や方角だけでなく、それぞれ独自の意味を持っています。例えば「壬」が持つのは第9位の他、女性のお腹に子供を宿す「妊」の一部であることから「はらむ」「生まれる」という意味です。「寅」はもともと「演」が由来といわれ「人の前に立つ」、演と同じ読みの「延(えん)」から「延ばす・成長する」という意味を持っています。
この2つの組み合わせである壬寅には、「新しく立ち上がること」や「生まれたものが成長すること」といった縁起のよさを表しているといえそうです。

https://raksul.com/magazine/column/new-year-card-zodiac/

何かを始めるには縁起の良い年と言えるのではないでしょうか?そして始めたことが成長できるよう、目標に向かって行動する年にしたいものです。

「政治」や「税金」のお話

日本は議会制民主主義の体制を取っているので、有権者に選ばれた人たちがが国会の場で議論を行って政治を動かしています。
有権者、つまり権利を有する者です。ここでの権利は国会議員を選ぶ権利の事ですね。2016年からは18歳から選挙権を有するようになりましたね。
衆院選は4年に1度(解散総選挙の場合は都度)、参議院選挙は6年毎に行われて代表を選んでいます。21年10月に衆議院選挙があったばかりですから選挙へ行かれた方も多いと思います。

そんな選挙期間によく目にするのがメディアの報じる各政党への批判や番組の趣旨に合わせた街の声ですが、『今の政治は間違っている!これが国民の総意だ!!』と1人で言ってるのに声の大きい方がチラホラいらっしゃいますよね。ですが、民主主義という仕組みを取っている以上、国会は自分たちが選んだ代表が政治を行っています。
つまり、選んだ我々にも責任があるのです。
選んだ政治家がアホなこと言ってるのであれば、「何を言っているんだ」と声を上げる権利も含め、選挙権として権利が認められているのです。
だからこそ、もっと政治に興味を持って、ちゃんと国会が機能しているかチェックすることが有権者には求められるのです。

動画内で五味さん自身も「政治・経済に精通しているわけではない。ですが、詳しくないと意見を言ってはいけない」と語っています。
なかなか政治・経済に精通している人はいないでしょう。
ですが、知らなくても声を上げる権利はあります。それに対して「何もわかってないくせに声を上げるな!」と言う声は有るかもしれませんが、そんなこと言う人たちは無視でイイのです。向き合うべきはその声に対してしっかりと「意見」してくれる声だけです。「私も賛成です。これはこういう部分をこうやっていかなければいけないと思います」、「それは違うでしょう。これはこうなっているからこうして機能しているので、その部分を見落としては解決しません」など、「意見」をぶつけ合うことで理解を深め、問題に対していろんな人の目で見てもらうことが政治には大切と思います。

「分からない・知らないから触らない」のであれば、決まった事に対して文句を言ってはいけません。参加する意思が無いのに文句だけ言うのは都合良くないですか?自分の声を聴いてほしいならちゃんと参加して、ちゃんと向き合って、知る努力・学ぶための行動をして、「意見」を言いましょう。
(この人はこういってるけど、これってどういうことなの?)と思ったら自分でまずは調べましょう。今この記事を読んでいるのはどんなデバイスですか?それはインターネットにつながっていませんか?自分で調べてわからなかったら人に聞きましょう。
聞くは一時の恥 聞かぬは一生の恥」ということわざがあります。
知らないことを知らないというのはその場限りの恥で済みます。
もちろん、聞くときは教えてもらう姿勢、学ぶ姿勢で聞きましょう。
教えて下さい!という熱意を突っぱねる人は少ないと思いますが、聞き方、やタイミング、聞く姿勢が適切じゃなければ教える側も渋る場合もあるでしょうからそのあたりは気を付けましょう。

これからの世の中

新型感染症の流行に伴い、ここ数年で世の中が大きく変化しました。

変化に適応できないモノは、規模の大小関係なく淘汰されています。

世界のスタンダードが変化する中で、日本だけが変わらないということは出来ません。
その変化に順応していくしか、生き残っていく方法はありません。

「組織に居れば安心」だったのは、昔の話と思った方が良いでしょう。
これからは「組織に居ても個は個である」という認識を持つところから、自身の意識を変えていきましょう。「何かあっても生きていけるようにする」という意識を持たなければいけないと思います。技術があっても組織で使い潰されるのはもったいないです。可能性があるなら広げていきましょう。
だからと言って、独立することだけが全てではないと思っています。組織の中で自分のできることを確立していくことも大切です。
大事なのは「何かあっても自分で生きていける力を付けること」です。

2021年に別の漫画に抜かれるまでは「最も発行巻数が多い単一漫画シリーズ」としてギネス認定されていた、某有名漫画のセリフから

何かに悩むとすぐ生きるべきか死ぬべきかだからな!
目の前が真っ暗になり二者択一だ!
悩んだらまず『生きる』モードに切り替えてからスタートだ!
それからどう生きるかを探せばいい!

こちら葛飾区亀有公園前派出所 両津勘吉の言葉より

極端な話かもしれませんが、困難に直面したとき、「進む」か「戻る」かの2択の様な場面があると思います。もちろん、「戻る」ことも勇気ある決断とおもいますが、「進む」と決めて困難に直面したのなら、「どう進むか」が大事になると思います。
「1cm進む」、「10cm進む」、「1m進む」
進む量は違えど、進んでいることに違いはありません。
「何かあっても自分で生きていける力を付ける」ために進むのであれば、どんな形であれ、進むことが大切です。進んで、考えて、また進んで、を繰り返して、自身の技術や知見、生きる力を育てていきましょう。

ですが、仕事として考えれば、期限の無い仕事は有りません。
期日までに納めるべき形を作る必要はあります。
試験であれば試験日は決まっているので、それまでに勉強を進める必要があります。
仕事になった場合は、形にならなかったものは評価されません。
社会人である以上結果(成果)が求められます。
「よく頑張りました」が認められるのは小学生までの話です。
如何であれ、形にして、それに対して評価されることで、自分の現状を知り、どう成長すべきかを知りましょう。
少しでも不安があるなら回りに相談しましょう。
組織に居るなら同僚、先輩、上司、使える人は使いましょう。
使うことを上手くなることも、「どう生きるか」の選択肢です。

厳しい世の中ですが、自分を客観視して自分の武器を見つけてください。
見つけたら磨き上げてください。

私も今年は決断の年にします。
2022年 壬寅の年を自身の成長になる実りある年になる様頑張っていきましょう。

今回はやや説教くさい部分や個人の決意表明の様な文章が多くなったので、読みにくい所も多々あるかもしれません。
それでも最後まで読んで下さった皆様、誠にありがとうございました。

冒頭でもお伝えしましたが、今年も興味の赴くまま、気ままに更新していきたいと思います。
今年もよろしくお願い致します。

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