[MTG]初心者向け緑のカード編


■1.はじめに

おともだちにMtGを始めてみたい、という方がいらしたので、お伝え用に記事にしてみます。
コミュニティの都合でオススメするフォーマットはパウパー(コモン限定戦)です。コモンってしょぼいカードしかないんでしょう?楽しいの?って思う人も居るかもしれませんが、正直めちゃくちゃ楽しいです。カードプールが死ぬほど広いし、戦闘が多くてワクワクするし、戦闘の判断が難しい場面が多くて楽しい!プレインズウォーカーなんて要らなかったんや!!


この記事はカードを1枚も持っておらず、MTGのカードを1枚も知らない!という方に向けてのメモになりますのでご了承ください。
また、能力についてすべての説明はしておりませんのでその点もご了承ください。
なお、ここで紹介するカードはWisdomGuild様で検索し、1枚100円以下かつ、在庫が豊富(4枚以上ある)ものを紹介します。
4枚以上という条件をつけたのはMTGでは同名のカードはデッキに4枚までしか入れることができない(ただし基本土地を除く)というルールのためです。

WisdomGuild様サイト
http://www.wisdom-guild.net/


■2.評価基準

カード名の横にある★がお勧め度になっております。価格、入手のしやすさ、カードの強さなどで評価しています。

★☆☆☆☆:虚無
★★☆☆☆:入れるものが無いならばとりあえずどうぞ
★★★☆☆:普通
★★★★☆:オススメ
★★★★★:ドチャクソオススメ

■3.緑という色について

自然と生命の色であり、森からマナを引き出しエルフやハイドラを召喚する。白と赤を友好色とし、青と黒を対抗色とする。略号はG。
※M:TG wikiより引用

取りあえずwikiから引用してみましたが雑に言うと
 ・クリーチャーが強い!殴り勝て!!
 ・クリーチャーを強化できる!
 ・マナ加速が優秀!
って感じ。沢山クリーチャーを並べて場を制圧するのじゃ!

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■①巨大化★★★★★

クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは+3/+3の修整を受ける。

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初めから英語のテキストでスイマセン。この絵柄が好きなんです。
緑という色はクリーチャーとマナ加速、クリーチャー強化が強い色です。そのクリーチャー強化の中でも最も一般的なカードで、ターン終了時までという一時的ではありますが強化することができます。相手がみえないところから飛んでくるのでダメージ計算を狂わせることができます。
 ・ぎりぎり耐えれると思ったら、巨大化で強化されて死んだ。
 ・クリーチャーを焼き払うおうとしたら、巨大化で防がれた。
など、多彩な動きが出来るため、手札が1枚あるだけで相手にブラフを張ることにもなります。
ちなみに、この巨大化というカード、イラスト違いがものすごく沢山ありますが、あくまでも「絵が違うだけ」なのでもちろん効果は一緒です。全く同じものとして使うことが出来るのでご安心ください。

1993年に発売したMTG最初のセットにも収録されています。30年近く前に作られたカードですが「弱すぎず、強すぎず」のバランスで作られているの、ロマン感じませんか?


■②ラノワールのエルフ★★★★★

(T):(緑)を加える。

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緑のクリーチャーで1,2を争う有名なカード。ラノワールのエルフ。
能力はタップ(カードを横にして使う!を宣言)すると、緑マナを生み出します。要は土地の代わりとして使うことができます。
このようにマナを生み出すクリーチャーカードを総称して「マナクリーチャー」と呼びます。
土地は1ターンに1枚しかプレイすることができないので、ラノワールのエルフがいると2倍の速さでゲームを展開していくことができます。
そして、1/1(パワー1,タフネス1)という、クリーチャーとして最低限の戦闘能力があるので暇なときには戦闘をこなすこともできるのでとても優秀です。
前述のラノワールのエルフで攻撃し、巨大化を組み合わせてダメージを取ったり、あるいはラノワールのエルフをタップして緑マナを生み出して巨大化を使用したりとめちゃめちゃ役に立ちます。
超強い。

■③怨恨★★★★★

エンチャント(クリーチャー)
エンチャントされているクリーチャーは、+2/+0の修整を受けるとともにトランプルを持つ。
怨恨が戦場からいずれかの墓地に置かれたとき、怨恨をオーナーの手札に戻す。

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巨大化は一時的な強化ですが、怨恨は永続的な強化です。
「エンチャント(クリーチャー)」と書いていますが、これはクリーチャーが死ぬまでずっとくっついているカードだよ。という事です。
巨大化は+3/+3ですが怨恨は+2/+0。強化する値は小さいものの持続し続けるところはとても強いです。
そして何より、クリーチャーが死んだときには怨恨は手札に帰ってきます!つまり使いまわせる!!毎ターン2ダメージずつ強化してくれるというだけでめちゃめちゃ強い。ラノワールのエルフにくっつけて殴り勝つシーンも良く見ます。
やや高めなカードなのでご注意を。

■④リバー・ボア★★★★☆

島渡り
緑:リバー・ボアを再生する。

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2マナ2/1とタフネスが低いものの、緑マナを支払うと再生ができるため気になりません。再生はダメージを受けて死ぬときに生き残ることができる(※ただしこの場合コストに緑が必要)なので、戦闘にとても強いです。
こういう死に難いクリーチャーに怨恨などのエンチャントをつけることで強化を有効に使うことができます。

■⑤野生の雑種犬★★★★☆

カード1枚を捨てる:ターン終了時まで、野生の雑種犬は+1/+1の修整を受け、あなたが選んだ色1色になる。

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2マナ2/2と最低限のスペックに加えて、1枚カードを捨てるとターン終了時までではありますが+1/+1と一回り大きくなることができます。


■⑥日を浴びるルートワラ★★★☆☆

1緑:ターン終了時まで、日を浴びるルートワラは+2/+2の修整を受ける。この能力は、毎ターン1回のみ起動できる。
マッドネス0(あなたがこのカードを捨てるなら、これを追放領域に捨てる。そうしたとき、マッドネス・コストでこれを唱えるか、これをあなたの墓地に置く。)

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マッドネスという効果で、「手札を捨てた時」に発動する能力です。これはマッドネス0マナなので、例えば前述の野生の雑種犬で手札からカードを捨てた場合に無料でプレイすることができます。
コンボっぽいことしている!!感を味わうことができるのでそういうことが好きな方はぜひ。
1マナ1/1と最低限の戦闘力と、1ターンに1回かつマナがかかるものの自身を強化することも出来ます。

■⑦尊大なワーム★★★☆☆

トランプル
マッドネス(2)(緑)(あなたがこのカードを捨てるなら、これを追放領域に捨てる。あなたがそうしたとき、マッドネス・コストでこれを唱えるか、これをあなたの墓地に置く。)


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「でも、日を浴びるルートワラって1/1なんでしょう?緑ってクリーチャーの色っていう割にはしょぼくない?」という方、安心してください。2回りくらい大きいクリーチャー、居ますよ。
マッドネスに2緑が必要なため若干コストがかかるものの4/4のサイズは度肝を抜かれる戦闘力です。
MtGには「3点のダメージを与える」というカードが数多くあるのですが、4点を与えるとなると途端に数が少なくなります。そのため、タフネスが4あるということだけでもトレンドです。
怨恨やら巨大化やらつけて殴りたいですね。
普通にプレイするには3緑緑と合計5マナ必要になってしまうので、マッドネスしたいところ。
※もし、マッドネスデッキを作成するならば、野生の雑種犬の他にも手札を捨てるギミックを用意したいですね。


■⑧スカルガンの穴潜み★★★☆☆

狂喜1(このターン、対戦相手1人にダメージが与えられている場合、このクリーチャーはその上に+1/+1カウンターが1個置かれた状態で戦場に出る。)
スカルガンの穴潜みよりもパワーの小さいクリーチャーは、スカルガンの穴潜みをブロックできない。

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沢山能力があって初心者向けではないかもですが安くて強いので掲載。
相手にダメージを与えたターンに召喚するという条件付きですが、1マナ2/2という大きなサイズであり、また、パワーが大きいと相手にブロックされない(相手に攻撃が必ず通る)という能力持ち。
例えば2/2で召喚後、怨恨(+2)と巨大化(+3)があれば一気に7点ダメージを叩き出すことができます。MTGは相手のライフを20点削ると勝利になるため、一度に3割以上削ってくれるのは最後の一押しにとても頼りになります。

■⑨吠え群れの飢え★★★★☆

クリーチャー1体を対象とし、それの上に+1/+1カウンターを1個置く。陰鬱 ― このターンにいずれかのクリーチャーが死亡していた場合、代わりにそのクリーチャーの上に+1/+1カウンターを3個置く。

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「+1/+1カウンター」はクリーチャーを永続的に強化してくれます。「クリーチャー死んだターンに唱える」という条件付きではありますが、ずっと巨大化してくれます。緑はクリーチャーが沢山入れるのが基本であり、対戦相手は必然的にそれらを排除してくるので条件は手軽に達成できるでしょう。

■⑩ケンタウルスの武芸者★★☆☆☆

(テキスト無し ※書いているのはすべてフレーバーテキストになります)

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2マナ!3/2!以上!
クリーチャーの強さは
 ・1マナで1/1
 ・2マナで2/2
が基本となるので、2マナで3/2というだけで価値はあります。
特に能力もなくこのカードが弱いなぁ~という日が来るまでのつなぎには十分な強さはあります。
「ケンタウルスの武芸者じゃなければどうしようもない」という場面は数多くあるMTGの対戦の中で1つもありませんが「ケンタウルスの武芸者でも十分」という場面はいくらでもあるからです。


■3.おわりに

取りあえずカードを10種類紹介してみました。
例えばこの10種類を4枚ずつ購入し、土地を20枚入れてデッキを組んでみても面白いかもしれません。
対戦してみると様々な課題が見えてくるでしょう。
 ・飛行クリーチャーが落とせない。
 ・エンチャント/アーティファクトがどうしようもない。
 ・序盤は良いが、後半手札が無くて息切れする。
 ・良く解らないクリーチャーが居座って負けた。
 ・なんか墓地から引っ張り出されてインチキみたいに負けた。
 ・「ケンタウルスの武芸者」って「ガラクの仲間」の方が完全な上位互換で強いじゃない!
など、それぞれに回答を出すカードはあるはずなので、自分で調べたり、人に聞いたりしてデッキを組んで見ると良いと思います。


以下、回答となるカードの例

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