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石取祭 その魅力 久々参戦2024 

三重県桑名市。桑名市の夏を彩る石取祭は、約400年の歴史を誇る伝統的な祭りである。この祭りは、鉦と太鼓の音が響き渡る「日本一やかましい祭り」として知られている。祭りの始まりを告げる「叩き出し」は、参加者にとって一年間待ち望んだ瞬間であり、その轟音は感動を呼び起こす。しかしこれは金曜日の深夜0時。その土地に住んでいなければ体験できない。(サラリーマンには難しい)。よって、祭りの一番の見どころは日曜日18時ごろより始まる「渡祭」21時ごろよりの「引き別れ」。これを目標に桑名へ。日曜18時から参戦。最初の引き別れを21時ごろに見学して今年は帰らねばならなくなって残念!。本当は24時までいたかった。次回は、泊まりで最後までみてみたい❣️

1.「渡祭」と「引き別れ」を探る

渡祭の順番は、毎年春日神社で行われる御籤占式によって決定される。2024年の渡祭では、吉津屋町が花車として先頭を飾り、最後には末番が続く形で進行する。「引き別れ」は、祭りの終盤に行われる感動的なシーンである。祭車がそれぞれの町に戻る際、参加者たちは名残を惜しみながら別れを告げる。この瞬間は、祭りに参加した人々の絆を深め、来年への期待をつなぐ重要な時間である

春日神社(桑名宗の社)さんの前で「渡祭」。ここで一番上手な人がたたく…はず。(町内によるが、まあとにかく盛り上がって最高潮!)
今年の渡祭順。18時ごろから始まる。半分くらいしか見られなかった。鍛治町。上手だったな。優勝の旗がついてたからか、聞きごたえがあった。
渡祭時は、太古の上の天幕をあげる。美しい絵柄を見る絶好のチャンス。
引き別れ前に並ぶ祭車。21時になると田町の交差点で1番~8番目に渡祭した祭車が4方向に2台づつ並んで一斉にたたき始め最後の盛り上がり。これが0時近くまで続く。こうしてそれぞれの街へ帰っていく。来年は最後まで見るぞ!

2.天幕の美しさ

鍛治町
馬道

桑名石取祭の天幕は、その美しさと装飾性によって祭りの魅力を高める。天幕の美しさは、桑名石取祭の一つの見どころ。今回はあまりチェックする余裕がなかったが彫刻、提灯、漆塗の有無などまだまだ美しい見どころが多い。次回の楽しみにとっておこう。

3.人形の祭車

石取祭における祭車の上部に飾られる「人形」と「提灯」。戦後、すべて一町内をのぞいてすべて「提灯」になったんだ。と、桑名のばあちゃんが昔言っていた。バブルの時から3つほど増えた。今年はいくつみられるか。

今年は2台しか見られなかったーー。でも満足。

4.終わりに

久しぶりに、お祭りの桑名市に行ってみた。やはり、このような祭りはほかになく、やかましくても大丈夫だという祭り好きな方、太鼓の音とリズムを体感したい方、ぜひ、夏の桑名の石取祭を体感してほしい。8月の第一週目の金土日。来年の渡祭(日曜日夕方から)は北側の並びとなって、初めて見る人にもわかりやすいところに祭車が並ぶ。ぜひ見に行ってほしい。

また、この祭りを維持していくのは金銭的にも大変だと考える。(祭車をまじかで見ると費用が大変なことは理解できるはずだ)維持するにはどうすればよいか、アイディアを出していく時期なのかもしれない。

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