戦国時代にタイムスリップ! 愛媛県最大級の山城 河後森城跡の常設展がはじまりました!
戦国時代と聞いて思い浮かべるものは?
武田の騎馬隊
桶狭間の戦い
本能寺の変
大坂夏の陣
などなど思い浮かぶものがたくさんあると思いますが、この日本にも群雄割拠、戦いの火の手が上がっていた時代、松野町には愛媛県最大規模の山城「河後森城」がありました。
なぜ愛媛県でいちばん小さな町に愛媛県最大規模の山城が???
それはここが特別な場所だったから。
その河後森城の歴史や出土品を展示した常設展が、松野町の不器男記念館にできました。
なぜ愛媛でいちばん小さな町に愛媛県最大級の山城が?
愛媛県松野町は町の84%が森林で、人口は4000人足らずの小さな町です。
この町には、古くから親しまれている景勝地「滑床渓谷」があり、日本の滝100選にも選ばれている雪輪の滝があり、天然うなぎ、鮎、原木椎茸、ジビエなど自然の恵みで溢れているため「森の国」のキャッチコピーで知られています。
実は、この町のど真ん中を流れている広見川は下っていくと、日本最後の清流「四万十川」にたどり着きます。
四万十川というと高知県?
ここは高知県に接している愛媛県のまちなのです。
高知県と愛媛県の文化が交差する松野町。
戦国時代には国境に位置するこの立地ならではの苦悩も。
詳しくは、常設展の解説をご覧いただければと思いますが、愛媛県側最大の要所としてこの河後森城があったようです。
河後森城常設展のみどころ
常設展では、河後森城の解説に加え、出土した焼き物や瓦などが展示。
石臼など当時の生活がわかるものも!
宇和島城の天守に移築されたという河後森城跡から見つかった出土品は迫力があります。そのほかにも、松野町には河後森城を中心に多くの城が点在し、その出土品も展示しています
続日本100名城スタンプラリー
かつて日本には20.000以上のお城があったそうです。
そのなかでも河後森城は公益財団法人日本城郭協会が選ぶ「続日本100名城」に選ばれています。
選考の基準は
(1)優れた文化財・史跡であること
(2)著名な歴史の舞台であること
(3)時代・地域の代表であること
愛媛県では村上海賊の娘で知られる能島城と共にこの河後森城が選ばれています。
河後森城では、馬小屋の再現されている西第十曲輪にこの続日本100名城の名城スタンプが設置されていましたが、このたび不器男記念館でもスタンプを押せるようになりました。
河後森城御城印が完成!
そして新しく御城印も完成しました!
手触りの良い和紙に松野町の町章がデザインされた御城印。
松野町に訪れた記念にいかがでしょうか?
おひとつ300円なので入館料と合わせても500円のワンコイン!
河後森城常設展は松丸駅まえの駐車場をご利用ください!
河後森城常設展が設置された不器男記念館はJR予土線松丸駅から徒歩3分
松山高速道三間ICからクルマで20分程度。
記念館に駐車場はありませんのでJR松丸駅前駐車場をご利用ください。
営業時間 9:00〜17:00
定休日 毎週水曜日