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あるべくやうは

夫に「結局何がしたいの?」
と、嫌な顔をされた。

そう言われそうな気がしていた。

先日お友達になった、と言うか、まだ知り合いになったばかりの方から旅行、「自分に帰る旅」のお誘いを受けて行こうかなと思って‥と、夫に話している時に言われた言葉。

自分に帰る旅。

それは海外にあるとても魅力的な島で行われると言う。

家族ができて以来、そして子供が産まれてからは海外に行ったことがなく、わたし的にも、少し二の足を踏む。

心が抵抗しているような感じがして、けれど、何かのご縁なので、きっとそこに行く必要があるのではないか?

そんな迷いの中、夫に言われた

何がしたいの?


はぁ?
何か意味がなきゃいけないんかい!
と心で思いつつ、自分の中でも迷いがあったからね。

子供達?お金?何か後ろめたさ?

やりたいことなのか?
行きたいところなのか?

それを問うているうちに、あ、ここに行けるなら、あそこに行けるじゃない?
と、別の案に切り替わった。

そうか‥

お金?時間?気持ち?

囚われていたのは心だったのか‥

別の案‥

前から行ってみたかった、行きたいと思っていたのに行っていなかった場所。

知人に一緒に旅に行こうと言われるまで、そこに行くことが、とても難しいような気がしていた。

しかし、海外のリトリートに行けるなら、わたしの行きたかったところにけるじゃない?

そして、そこに行くにはもう少しリッチな旅がしたいなぁと考え出し、友人に以前一緒にやろうよと言われていた仕事の案件を思い出し、お金の課題までクリアする事に‥

前から行きたかった所への旅の計画を立て始めた。

全ては自分の心次第なのね‥
最近知り合ったその方との出会い、前からの友達との繋がり、家族、夫とのご縁全ては繋がり、今、あるべく事が起こっている。
明恵上人の「あるべくやうは」

自分に問いかけながら、そして、問いかけられた事に向き合い、進もう。


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