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[デザイナー目線]NFTを作るときに気にかけていること。

こんにちは

魔界で防御力だけが高まった末にネコのNFTを作り始めたぱんです。

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よかったら覗きにきてください😉

現在、大変好評をいただいており
販売開始すると即時完売が続いているため、購入を楽しみに待ってくださっている未来の飼い主さんにお届けできない状態が続いております🙇‍♀️

お待たせするだけでは申し訳ないと思い、筆をとった次第です🙇‍♀️


私の本業が活かされている気がするNFT制作

私はUIデザイナーという肩書きで働いておりまして、
サービス全体のUXを考えることもあります。

ここで言うUIとはグラフィカルユーザーインターフェース(GUI)のことで、
みなさんがPCやスマホで操作している画面のことです。

この画面の裏ではエンジニアが死ぬ思いで書いたコードがギュンギュン動いていて、通常は黒い画面を使ってコマンドを打たないと動かすことができません。知識があるプロしか扱うことができないのです。(CUIと言います)

これをボタンやテキストや入力フォームや音声などなどいろんなものを使って多くの人が使えるようにしたものをユーザーインターフェース(UI)と言います。

コードを人間にも使いやすい情報に設計するお仕事だと思っていただければ十分です💯

UXとは何かというと、日本語では「体験」と翻訳されますが、
私の個人的解釈は利用者さんのやりがいや生きがいを一緒に作っていくことだと思っています。

UXについてはUX白書にいろいろ書いてあるのでご興味があればご覧ください🙏
(個人的にUXの設計が良いcryptoのプロダクトは良いプロジェクトだと思います)

この中に私がいつも意識している「UXを構成する要素」という記載があり、これが私のNFT制作に活かされている気がしています。

要約すると、
UXはコンテクスト(文脈。日本語だと読む方の空気に近いかも?)システムで構成されているのだが制作者が意図してコントロールできるのはシステムのみ

つまり、
クリエイターは多様性がありまくる"人"と"コンテクスト"に広く対応できる"システム"を作らねば、よいUXを設計することが難しいのだと解釈しています。


NFT制作にどう活かしているか

多様な人が見ていると常に気にかけている

多様な方に見ていただいている前提で制作するように心がけています。

もしかしたら今日愛猫を亡くしてしまって悲しみのどん底にいる人がいるかもしれないし、入院中で心配で心配で仕方ない人もいるかもしれません。

そんな時に
猫が傷ついている作品や「死んでしまった猫」みたいな作品が目に入ったら…😭

そんなことを意識しながら、
なるべく楽しげなネコの姿を作品にできるように制作を進めています

現実にはありえないような設定を作品にしがちなのは、この意識が強いせいかもしれません。


多様な利用方法を前提に設計するよう気にかけている

人とコンテクストはコントロールできないので、私のネコNFTをどう使うかは利用者さん次第です。

なので、なるべく汎用的にいろんなシーンで使えるように設計するよう心がけています。
(もちろん見落としはあるし、今後も想像だにしない利用方法が生まれてくると思うので使えないシステムになる可能性は大いにあります)

例えば、
私の作品は3Dデータで、画像の書き出しサイズは16:9、主役のネコと引き立て役のアイテムは画面中央に集めています。

画像2

これは、
1️⃣  3DデータであればVRコンテンツをはじめとしたXR分野や、転じてメタバースでも利用可能性がある
2️⃣  16:9の比率ならPCの壁紙として利用できる(比率は違えどiPadなどのタブレットにも使える)
3️⃣  主役とアイテムを中央に集めることでアイコンやApple Watchの壁紙として利用できる

といったように、
利用のコンテクストが様々ある前提で設計するよう心がけています。
(恥ずかしい。ネタ解説してる感じなので書いててすごく恥ずかしい。)


最後に

せっかく購入いただくので、
飼い主さんが長く愛でられるようにするにはどうするといいだろうか…と考える日々です。

walletやopenseaに寝かせるだけじゃなくて、
ネコNFTを持っていることで誰かに自慢したくなったり、元気がもらえたりするような使い方ができる作品にできたらいいなと。

まだまだ生産力が伴わない状態ですが、
なるべくたくさんの方に作品をお届けできるように精進してまいります💪

今後ともご贔屓に🥳


どうでもいい情報(有料)

ここでどうでもいい我が家の情報を有料で提供。
NFTともデザインとも全く関係ありません。
見るとガッカリするはず。

我が家では洗濯物がたまりすぎて次の日に履くパンツが無いかもしれない危機のことを…

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