首のシャント
入院初日に入れた首のシャント
シャントというのは、凄い簡単に言うと静脈に太い人工血管を入れる事です。
このシャントは、血液の浄化をする
「人工透析」という治療の為に付けられます。
(一般的には、腕に作る事が多いのですが、腕の場合は太い人工血管を二本、身体の中に埋め込まなくてはいけない為に、見た目的にも日常生活的にも支障が出る事があるとされています。)
ちなみに、なぜ俺は首にシャントを付けたかと言うと
医者から挙念の夏に「透析寸前である事」、また「透析の準備を進めて行きましょう。」と話を持ちかけられ
まだまだ先の事だと思っていた「透析」が目の前まで来ているという現実と、人工透析治療をする事になると「2日に1回約4〜5時間拘束される事」になるので、それは何としても避けたい。という事、そして、腕にシャントを入れたくない。というのも大きな理由でした。
(もちろん、それしか手段が無いとなったら、腕にシャントを作って人工透析の道を選んだと思います。)
しかし、今回
主治医の先生のお話で「生体腎移植」の話を聞き
母親に相談した所、快諾してくれたので
「生体腎移植」をする事になりました。
その方法だと、今の腎臓の数値を見ると
ギリギリまで透析をする事なく移植が行える。
との事でした。
そして、様々な検査の結果
母親から腎臓移植手術が出来る事になり
しかし、それをする為には
俺がO型、母親がB型で血液型が違う為に
拒絶反応のリスクを減らす為に、俺の血液中の血小板を入れ替えて母親の腎臓を移植した時に
抵抗無く俺の身体に定着するように。という事で
術後にも影響の無いように
首元からシャントを入れる事になったのです。
最初は痛いし、違和感があるしで
夜も寝れなかったのだけど
6日目のにもなると、すっかり慣れてしまった。
慣れってすごいよね。
このシャントは術後、点滴の必要が無くなるまで付けるとの事。
それまでの短い付き合いだけど
腎臓移植手術を成功させる為には欠かせない大事な存在です。
このシャントとは
どういう物なのかを記事として写真でも残して置こうと思います。
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