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生産性のない会話が生産性を生む

こんにちはpanです。

とうとう、歯医者の予定を入れました!
えらい!自分!

今日、職場に、
「実家に帰省してたので、お土産買ってきたので、
みんなで食べてください。」
と、部下がお菓子を持ってきてくれました。

その数時間後に、そのお土産のことを知らない部下が
「明日、僕、誕生日なんです。」
と言ってきたので、
「おめでとう!」
と言った私の目線の先に、さきほど部下が持ってきてくれた
お土産があったので、
「じゃあ、お誕生日のプレゼントにそれあげる。」
と部下が皆さんに勝ってきてくれたお菓子をあげることにした。

そのお土産には、
付箋に「実家に帰省してたので皆さんで召し上がってください。」
と書かれたものが貼ってあり、それを目にしたその部下が
「いや、これKさんがお土産に持ってきてくれたものじゃないですか。」
と当然のリアクション。

そこで、私の変態な部分が出てきて、
「そのKさんの日ごろの感謝の気持ちを込めたものを
プレゼントしてあげるってことだよ。」
「いや、それ、pan(私)さん関係ないじゃないですか。」
「そう?Kさんの感謝の気持ちに、私の気持ちを込めて
あげるって言ってるの。」
「・・・そうですか。。。いや、やっぱりpanさんは関係ないですよ。」

「じゃあさ、例えば、イチローが買ってきてくれたものを
あげるって言ったら、うれしくない?それと同じ理屈だよ。」
「確かに。。。いや、でもKさんとイチロー、ぜんぜん違うし。」


私は、結構、こういう生産性のない会話が好きである。
で、こういう会話ができる相手がいることに
何より感謝の気持ちがある。

その部下はとても優秀と感じている。
私に対して、そういう返しをして、私を気持ちよくさせてくれるだけでなく
誰に対してもそういう会話や対話を大事にしているからだ。

塾講師なので、授業力も当然問われるわけではあり、
その部下は授業力という点においては、まだ未熟な部分も多々あるが、
職場には、というかあらゆるコミュニティーにおいて
そういう人材はどこにでも必要不可欠な気がする。

私は、そういったコミュニケーションという部分においては、
未熟者で、まだまだ相手への興味、関心が足らない。
以前なら、ちょっと人見知りだからということで
片づけられている部分ではあったが、
これからの時代、そういうことができる能力って
めちゃくちゃ必要なのではないかと思う。

そして誰かに対して興味、関心を持つということは
努力でできることでもあるから、
それは、その部下を見習って、伸ばしていかなければならない
と思っている。

現に、その部下がいるときの事務所の雰囲気は
何か温かい。
私の他愛もないようなボケにも
愛情を持って接してくれる。
それは積み重なって、信頼に変わり、
この人なら何でも話せるという実績があるから、
会話や対話が自然と増えて、
職場やコミュニティーに温度が生まれる。

そういうチームって結構強いのではないかと思う。

だから、本当に今日の会話は
他愛のない一場面ではあるが、
結構、これからのコミュニティーにおいては大事なポイントとなる
一幕だったんではないかと思う。



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