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オイミャコン
オイミャコンという地域をご存知だろうか。
私は、この記事を書こうと思うまでは
そもそも知らなかった。
先週から、大寒波が襲ってきて、
それはそれは私の住む地域は雪に覆われ、
毎日せっせと雪かきをすることになった。
そこで、ふと、ネットサーフィンをしてて
寒い寒いって言ってるけど、
もっと過激に寒い地域ってどうしてるんだろう?
って思って調べたところ、
「オイミャコン」
という地域(村)がロシアにあった。
-40℃という世界だ。
氷点下になるだけでも、凍えて生活がしんどいのに、
それのさらに40℃下⁉
逆にさらに30℃上でも、信じられないくらいなのに、
氷点下で40℃。
水が凍結してしまうため、
水道がなく、水は給水車により、各家庭に水が支給されるとのこと。
「文明から違う!」
洗濯機はなく、
手洗いした洗濯物を―40℃の外に干すらしいです。
すると、いとも簡単に水分が凍ってしまい、
その氷を払い落とせば、水分はすべてなくなり、
乾くという状態になるらしいです。
「生活の知恵の観点も全く違う!」
外でメガネはかけてはいけないらしいです。
なぜだか分かりますか?
金属が皮膚にくっつき、とれなくなる事態になってしまうからです。
もう、生活が大変というレベルではなくて、
ただただ、外に出ては危険なことしかないという世界。
でも、実は世界2位の平均寿命を誇る地域とされたこともあったそうです。
あまりに寒いため、細菌なども生きていけないから、
感染症のリスクがないことが理由の一つらしいです。
そういうところに行ってみたいなという安易な興味はないですが、
そういう極寒の地でも、きちんと生活が成り立っていることが、
ただただ、人間ってすごいなと思うわけです。
どういう環境においても、
ちゃんと適応する能力があるわけで、
そういう環境に身を置いたことのない私なんかが
想像もつかない発想で、知恵を絞って生きている。
きっとその地域で生活している人たちは
大変なことも多々あるかもしれないけど、
それが当たり前として生活している人たちからすれば
そんな大変さはあるけど、
ちゃんと楽しいことや幸せなことはあるから、
きっとその地域を離れずに生活しているんだろうなあと思う。
私は、とても怖がりで、
こんなに安全で安心な日本という国で生まれ、
生活しているのだが、
いつも何かにビクビクしながら生きている気がする。
今日、仕事でうまくいかなかったらどうしよう。
とか、
休日、結局何もなく終わってしまった。あ”~。
とか思ったりして、
しっかり、目の前にいる大切な人との
大切な時間を噛みしめられてないなと思う。
あっ、でも、そういう自分を嘆いて、
厳しい地域で生活している人もいるんだから、
自分を嘆いてばかりじゃなくて、
前を向いていこう!
という話ではなくて、
人の幸福度は、やっぱり自分で決定できるということが
言いたいわけで。
私も、ちゃんと幸福を噛みしめる場面はあって、
自分の不器用な、面倒な性格があって、
あ”~ってなることはあるけど、
そんな自分もちゃんと笑ってるし、
誰に決められるものではなく、
幸せは自分で決めちゃえばいいんだって
改めて思ったってことです。
自分は他の人と比べて、
ぜんぜんできてないな~。
SNSなんかを見てると、
みんなしっかりしているし、
今日も刺激的なことを発信していて、
自分って駄目だな~って思っちゃうこともあって、
あ”~ってなることがあって面倒なんだけど、
それは、自分でどうにでもできる感情だなと
思ったってことです。
いいことです。
私は、幸せに生きています。
明日も、朝からせっせと雪かき頑張ります!