モアルボアルの最終日:こどもたちの英語のためにフィリピンへくるということ
DAY12 2024/03/31
モアルボアル最終日です。特に今日はやることを決めていなくダラダラと起床。西向きのお部屋はどうにも朝起きにくいとわかった。日が入ってこないからいつまでも眠れてしまう
ホテルの朝ご飯を食べて、洗濯して気づいたら12時。
このままお部屋にいてもいいけど日本の夏までまだ4ヶ月はあるので今日もまた海へ
ロングフィンは楽しい
今日も3日前に来たホワイトビーチ
前回はフィンを持たずに来たので無理をしない程度に泳いでたんだけどやはりここはドロップオフ(海中が崖みたいになってて急に深くなるとこ)が見事なのでちゃんと泳ぎたくて、滞在してるパナグサマビーチでロングフィンをレンタルしてから行くことにしました。(wifiなし、レストラン1店舗のホワイトビーチには借りれるとこもあるそうだけどショップが見当たらなかった)
ロングフィンは3日前初めて借りたのだけど長さが1mくらいあって、自分が普段使ってる40cmくらいのフィンとは違ってものすごく速い、安心感がぜんぜん違う。
実はずっとフィン無しでシュノーケルをしていて一度タイでシュノーケルをする際に無料でついてて使ったらこりゃよくフィンなしで泳いでたなと思うほど楽だったので自分用のショートフィンを購入したのだけどロングはクラスが違う。速いし多少流れがある場所でもひと蹴りが大きいので安心して行ける。
子どもを連れててもいざとなったら引っ張って泳げる。自分船かと思うくらいすごい。
実際ちゃんとしたものを買うとなると3〜4万円くらいするので使ったことなかったのだけどシュノーケラーとして完全にロングフィンのファンになりました。300pは安くないけど、安全と引き換えにと思ったら全然安い。
旅とこどもたち
今日は前回ほど流れもなくて泳ぎやすかったこともあり相変わらず一人で泳ぎまくっていたら子どもたちがついてきてしまったので撮影会開始。写真をとったり3~40分くらい泳ぎ続けても全く疲れないロングフィンすごい。
子どもたちはいらんというのでフィンなしだったんだけど結局ハマったらしく水中で取り上げられたりなどしてみんなしていきなりロングフィンデビュー
娘さん(13歳)はイマイチバチャバチャしてしまってうまくまだフィンが使いこなせない模様だったのだけど息子(15歳)はすぐに適応してぐんぐん泳いでく。速さに夢中になって返してくれない。そして速すぎて写真撮れない
思えば11年前にはじめてここモアルボアルでサンゴの森を見たのがシュノーケルにハマったきっかけ。当時は怖くて、浮き輪とただの水中メガネだけで子どもたちは2&4歳の時に泳ぎに来たのが最初。
それほどの海。そして今までフィリピンの海でこれほど手軽にシュノーケルデビューにふさわしい場所はないってくらい手軽にすごい場所が見れる。(プエルトガレラもおすすめなので以下のリンクもぜひどうぞ)
そのあと2016年に(5歳と7歳)友人ファミリーとここにまた来て、その友人がたまたま昔シュノーケルの先生だったのでシュノーケルマスクの使い方をレクチャーしてもらって今の私たちがあります。
フィリピンは7000以上の島国で、ダイビングが有名な場所。今までも何度も伝えてきたけどこれほどデビューにふさわしい場所もないってくらい海のアクティビティは豊富。必要とあらば(場所によって)ガイドのシステムもあって、一緒に浮き輪持って泳いでくれたりもします。
何度もジンベイザメやウミガメと泳いで、魚と戯れて。これほど海を好きになったのもフィリピンのおかげ。海が苦手な人も多いと思うけど、この国で海の中にもう一つの世界があることを知らせてくれた。大好きになることこのうえなしなので機会があればぜひ色々試してほしい。遊びをたくさん知っておくと、人生飽きることなく生きてくことができると思う。
海を堪能して帰宅。
最終日の夜
いつものごとくお気に入りのフードコートへ。
今日は私のおすすめでギリシャ料理です。昔中米でイスラエリーがたくさんいる街で暮らしたことがあってその頃から地中海周辺料理のファン。野菜が多くてヘルシー。フムスとか、ひよこ豆のコロッケのファラフェル。ピタパンとかそっち系。フェタチーズののったグリークサラダ食べたかったけどお腹がパンパンで食べられなかった。アラブ系のスパイスも多いから美味しいの。なんでかあのへんの料理ってやたらおいしいんだよね。ヘルシーなイタリア+アラブ的な感じ日本人にも合うと思う。
なんか知らないけどセブにはいくつか有名なギリシャ料理のチェーン店があって、ここモアルボアルにもあった。そして今日フードコートにまた違うギリシャ料理のお店があったので行ってみた。もちろん大当たり。
お腹パンパンにして帰るとなんだかやたら盛り上がってる場所があったのでちょっと寄ってみたら賭場でした。
写真はなんかみんな真剣だったので撮れなかったんだけど一人ラテン系の男の人が鬼のようにかけててみんなめちゃくちゃ盛り上がってた
時々ローカルの子どもたちも10p(27円)とかかけてた。しばらく見てたらだんだんルールが分かってきたので私も50pだけチャレンジ。3~4回だけやったんだけど結果100p勝ちました。めちゃくちゃチキンです。
子どもの英語のためにフィリピン来たけど語学に向かう気持ちはそういうことじゃない
夜ちょっとのどが渇いてアイスコーヒー飲みたくなったので一人でペクペク歩いて買いに行きつつ、ふと夜10時に女一人であるいて出かけられる場所があるくらいフィリピンに安全な町があることほとんど知られてないよね。って思って書くんだけど正直フィリピンは田舎のが圧倒的に治安いいと思ってます。
セブとかマニラだとやっぱり夜出るとなったらいくら何度も来ていようと身構えるし、歩いていける範囲なんてしれてるからコーヒーもデリバリーとかしちゃうんだけどここは徒歩で回れるくらいの小さな町。ローカルたちはみんな顔見知りだから悪さもしない。(したら多分村八分になる)おしゃれなカフェもバーもたくさんあるし安い。だけど日本人はツアーでちょこっとだけ来てその日のうちに帰っちゃうの本当にもったいないと思う
子連れならなおさらこういうところに来てのんびりしてほしいな。きっとフィリピンが好きになるし、英語云々も大事だけどまず海外そのものに興味が出てからが気持ちが語学にも向かうんじゃないかなって思う。
もちろんその中にこの人に好きだって伝えたいと思う気持ちだとかあの時英語で言えなかった悔しい気持ち。こういうのも入ってる
少なくとも0歳から海外を連れ回してたうちの子たちにとって海外で学ぶことだったり、働くことの選択肢が当たり前みたいにある。私はエージェントで、語学学校を紹介する立場ではあるけどあくまでやっぱり自分は旅が大好きで。知らない土地や情報の少ない場所ほどわくわくする。語学は旅するための武器みたいなもの。だから多分一生なんだかんだ語学の勉強はやめないだろうなって思う。別に自分はそれでいい。理由はそれぞれ。
さて、この旅もついに最終編に入ります。明日セブへ戻ります