2/25コミュニティコンサートにて「第46回定期演奏会」の演目を一部先行披露します!
2/25(土)開催のコミュニティコンサートが間近となってきました。
当コンサートでは、2023年9月3日開催の「第46回 パナソニック合唱団定期演奏会」の一部の曲をひと足お先に披露します!
もちろん指揮者・ピアノ伴奏も本番同様、常任指揮者の本城 正博さん、ピアニストの天本 麻理絵さんでお届けします。
披露する曲の中から、「手まり」とその詩を書いた「良寛」についてご紹介します!
曲の背景も知っていただくとより作品が味わえますので、ぜひご参考ください。
「手まり」は、混声合唱のための「良寛相聞」という曲集に収められています。作曲は千原英喜先生です。
江戸時代の禅僧・良寛の詩、また、その弟子の貞心尼との間で交わされた詩のやりとりに曲を付けたものです。
良寛は、生涯お寺をもたず無一物の托鉢(たくはつ)生活を営みながら、手毬(てまり)とおはじきをつねに持っていて、子どもたちとともに遊んでいたりと、多くの階層の人と親しく交わり、人と自然を愛し、正直で無邪気な人であったそうです。
***** 良寛の人柄を表すエピソード *****
ある日の夕暮れ時に、良寛はかくれんぼをして子どもたちと遊んでいて、自分が隠れる番になり、田んぼにうまく隠れたそうです。
しかし、日が暮れて暗くなり、子どもたちは良寛だけを探し出せないまま家に帰ってしまった。
翌朝早くに、ある農夫が田んぼに来ると、そこに良寛が居たので驚いて問いただしたところ、良寛は「静かに!そんな大声を出せば、子どもたちに見つかってしまうではないか」と言ったそうです。
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「手まり」はそんな良寛が、春が来て里に出たときの子どもたちの賑わいと、子どもたちと一緒に手まりをつきながら、のどかな情景を愛おしく思う様子が詠まれています。
春が待ち遠しいと思う、私たちの心境とも重なるところがありますね。
どんな演奏になるか、ぜひお楽しみにお越しください!
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パナソニック合唱団 コミュニティコンサート2023 - PanasonicChoir
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